グフカスタム製作記事、今回はウェザリングからドライブラシまでの工程です。
前回まででエアブラシによる基本塗装は完了しています。
このままではパネルラインにスミ入れが施されておらず、全体的にメリハリに欠ける状態です。
また、汚し表現もないため、やや上品すぎる印象になってしまいます。

作品にメリハリとリアリティを与える手法として、スミ入れ・ウェザリング・ドライブラシがあります。私はミリタリー物が好きでよく作るのですが、ミリタリーモデルも定番のこの手法をガンプラにも応用していきます。
スミ入れ&ウォッシング|全体に陰影を与える
まずはスミ入れとウォッシングを行います。
使用するのはTAMIYAエナメル塗料のつや消しブラック。
これをエナメル溶剤で3〜5倍に希釈します。
薄めた塗料をキット全体に薄く塗布し、パネルラインなどにしっかりと流し込むように塗り込んでいきます。

グフカスタムは鮮やかなブルーが特徴ですが、そのままだとやや兵器感が弱く感じたため、今回は意図的に濃いめにスミ入れを施しました。
※写真はスミの拭き取り前の状態です。
拭き取り作業|仕上がりの濃さをコントロール
塗布後、約1時間ほど乾燥させてから拭き取りに入ります。
エナメル溶剤を含ませたティッシュや綿棒を使い、お好みの濃さになるよう調整しながら拭き取っていきます。
この際、パネルラインに残したスミを拭き取りすぎないよう注意が必要です。

※写真は拭き取り後の状態です。
エアブラシ塗装直後と比べると、全体のトーンが落ち着き、より重厚感が増してきました。
この状態でさらに数時間乾燥させます。
今回は夜間作業だったため、翌日までしっかり乾燥させました。
ドライブラシ|エッジを強調して立体感アップ
エナメルが完全に乾燥したら、ドライブラシ工程に入ります。
ドライブラシを行うことで、エッジ部分にわずかに塗料が乗り、立体感をさらに強調することができます。
使用した塗料は以下の通りです。
・スカイブルー
・ミディアムブルー
・ライトブルー
これらを調色したものを1回目に使用し、その後2回目・3回目と段階的に明るい色へと変化させながら重ねていきます。
今回は合計3回のドライブラシを行いました。
ポイントは「暗い色から明るい色へ徐々にトーンを上げていくこと」です。
部位ごとの塗り分け|グレー系の使い分け
青い装甲部分には前述のブルー系を使用していますが、ひざ・バックパック・胸部装甲などには別の色を使用しています。
これらの部位にはニュートラルグレーとジャーマングレーをベースとし、2回目以降はニュートラルグレーの割合を増やして明るさを調整しました。
まとめ|本体の塗装&ウェザリング完了
以上で本体の塗装およびウェザリング工程は完了です。
スミ入れとドライブラシを加えることで、全体の情報量と立体感が大きく向上しました。
次回は、この本体にガンダムデカールを貼り付けていく工程を紹介していきます。
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