タミヤ 1/35 ドイツ重駆逐戦車 エレファント 製作記/塗装編② 三色迷彩

ドイツ重駆逐戦車エレファント

タミヤ1/35エレファント製作、今回は迷彩塗装編となります。

前回塗装したダークイエローの上に、ダークグリーンとレッドブラウンの迷彩を施し、三色迷彩に仕上げます。

ダークグリーンの調色

エレファントに使用するダークグリーンですが、前回製作した「キングタイガー アルデンヌ戦線」で調色した塗料が余っているため、そちらを使用してみます。

ダークグリーンの塗料レシピです。タミヤのアクリル塗料を使用しています。

  • オリーブグリーン
  • 暗緑色
  • フィールドグレイ
  • レモンイエロー
  • イエロー

オリーブグリーンと暗緑色を多めに配合し、その他の塗料は色味を確認しながら少しずつ加えています。

※前回のダークグリーン調色では、基本となるダークグリーンが手元になかったことをご承知おきください(前回のダークグリーン調色記事)。

ホイール類へのダークグリーン迷彩

それでは早速、このダークグリーンを使用して迷彩を施したいと思います。

いつものことですが、ハンドピースの吹き出し具合を確認するとともに、最初の緊張感を和らげる意味も込めて、汚しを強めに施す予定のホイール類から作業を開始します。

上の写真は、左右のホイール類にダークグリーンの迷彩を施したものです。こんなところでしょう。

ちなみに、迷彩に使用したハンドピースは「GSIクレオス プロコンBOY ダブルアクション 0.2mm」です。このハンドピースも、私が長年愛用している相棒の一つですね。

背面へのダークグリーン迷彩

ホイール類への迷彩を終え、ハンドピースが手に馴染んできたところで、いよいよ車体に迷彩を施します。

とはいえ、ここは慎重に作業を進めたいところです。まずは車体背面と、その下面から迷彩を施します。

この部分はあまり目立たない箇所でもあるため、最初に取り組むことにしました。

このような模様を描きました。

迷彩の参考にしているのは102号車です。キットには各号車の迷彩展開図が付属しているので、非常に親切といえるでしょう。

迷彩の位置決めには、それほど苦労しませんでした。

側面へのダークグリーン迷彩

次はいよいよ、車体側面にダークグリーンの迷彩を施していきます。

ここからは、エレファント独特の迷彩パターンが大きく描かれています。慎重に輪郭を描いていきたいと思います。

エレファントの迷彩は、模様が大きすぎず、小さすぎもしません。小ぶりな常緑樹の森の中を連想させるような迷彩パターンだと思います。

実際に102号車が投入された戦闘の舞台は「イタリア戦線のアンツィオ」とのことです。このような迷彩パターンを描くことで、周囲の情景に溶け込もうとしたのでしょう。

上の写真は、その迷彩パターンを再現したつもりのものです(右の写真は、砲塔にまだ迷彩が乗っていませんね。汗)。

車体上面へのダークグリーン迷彩

次は、車体上面や前面へのダークグリーン迷彩を施します。

ここからは、車体上面(固定砲塔上部)や車体前面下部など、描き漏らしが生じやすい箇所が増えてきます。

そのため、迷彩展開図とにらめっこしながら、描き忘れがないように注意して作業を進めます。

迷彩を描く際の位置決めについてですが、車体のパーツ間の境目を目印にしたり、突起物と突起物の間にあたりを付けたりと、何かしらの起点を見つけるのがコツだと思います。

上の写真は、とりあえずダークグリーンの迷彩を描き終えた状態です。

この状態で次の工程であるレッドブラウンの迷彩に移りましたが、その途中でダークグリーンの描き忘れを発見したりしました。

とりあえず、8割くらいは終わっただろうという心持ちで次の工程に入るのも、一つの方法かと思います。途中でやり残しを発見しても、あまりがっかりせずに済みますからね。

何度でも修正や描き足しはできますので、焦らず進めていきたいと思います。

レッドブラウンの調色

それでは、次の工程であるレッドブラウンの迷彩に移ります。

ここで使用するレッドブラウンも、前回製作した「キングタイガー アルデンヌ戦線」で調色した塗料を使用します。

レッドブラウンの塗料レシピは以下の通りです。

  • レッドブラウン
  • ハルレッド

調色比率は1:1です。

車体側面へのレッドブラウンの迷彩 

早速、レッドブラウンの迷彩を描いていきます。

先に描いたダークグリーンの迷彩を目印にして、塗装する位置の起点を決めます。

レッドブラウンの輪郭がダークグリーンの模様の間にちょうどよく収まるように心がけながら、迷彩展開図とにらめっこして作業を続けます。

上の写真は、右側面と上面の迷彩塗装が済んだ状態です。

今回は、ホイール、側面、そしてその流れで上面という順番で迷彩を描いてみました。

ちなみに、砲塔の迷彩はかなり細い線で描く必要があるため、ハンドピースのノズルを絞り、細吹きできる状態にする必要があります。

こちらは左側面です。まあまあ、こんなところでしょうか。

カラーの迷彩展開図の通りに描こうと頑張りましたが、全く同じというわけにもいかず、アレンジを加えた箇所も多々あります。

ここで、アクリル塗料の細吹きについて少し触れておきます。

アクリル塗料は、ラッカー塗料よりも乾燥に時間がかかります。そのため、迷彩を描くことに夢中になり、同じ箇所にハンドピースを向ける時間が長くなると、塗料が飛び散ったような状態になってしまうことがあります。

これを防ぐには、ハンドピースをこまめに動かし、一か所にとどまらないことが大切です。

また、塗料を薄めすぎても、このような現象が起きることがあります。

エアブラシ塗装の基本ではありますが、アクリル塗料で細吹きをする際には、特にこれを徹底する必要があると感じました。

車体後方へのレッドブラウンの迷彩

続けて車体後方にもレッドブラウンの迷彩を施します。

このレッドブラウンの迷彩を施している最中にも、ダークグリーンの描き残しを発見したりしました。

迷彩展開図にチェックを入れておくなど、描き忘れを防ぐ工夫も必要になりそうです。

もう一度書きますが、見本通りに迷彩を描くのは非常に難しいです。アレンジした箇所も多くなりました。

言い訳したくはないのですが、エレファントの迷彩パターンは比較的細かな模様が数多く描かれているため、難易度が高いといえるでしょう。

車体上面へのレッドブラウン迷彩

最後は車体上面です。

エレファントは車体の面積が大きく迷彩パターンを描く箇所が多いのですが、先に述べたボルトなどの目印が多いため、迷彩の位置決めにはそれほど苦労しませんでした。

これで、ひととおり迷彩塗装の工程は終了しました。

この時点では迷彩の描き忘れは見つかっていませんが、少し時間をおいてから、もう一度車体全体を見回してみたいと思います。

納得のいかない箇所があれば修正し、描き忘れがあれば描き足すなど、じっくり時間をかけて仕上げていくのもよいと思います。

まとめ

今回は、戦車模型では定番のマホガニーによる下地塗装を省いたため、この時点では少し平面的で、メリハリに欠ける状態となっています。

そこで、ここからキットを立体的に見せるための技法として、シャドー吹きを行います。

次回は、このシャドー吹きにチャレンジしたいと思います。

次回の記事もお楽しみに!

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