夜でも使える静音コンプレッサー|GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサーL5|20年以上現役の実体験レビュー

GSI Creos Mr.リニアコンプレッサーL5 ツール紹介

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※この記事は、私がエアブラシ塗装の楽しさを伝えたくて書いた、少し物語調の体験記です。必要な情報だけ知りたい方は、見出しを目安に読み進めてみてください。

プラモデルと塗装の楽しみ

いつか完成の日を迎える場面を頭に描きながらワクワクして購入したプラモデル。
自宅に帰り、いざその箱を開ける瞬間は、いつものことながら非常にドキドキします(笑)。

本格的に組み立てを開始し、ゲート処理や合わせ目消し、整形の際に消えてしまったスジの再現(スジ彫り)などの基本工作を終え、キットの組み立てが完了したあとは、お楽しみの塗装工程に入ります。

エアブラシ塗装を選ぶ理由

塗装の際のツールとして、私は基本的にエアブラシを使用しています。

エアブラシを使用することで、筆塗りでは得られない微妙なグラデーションを表現することができ、その特性を活かしたボカシ効果により、迷彩塗装などもリアルに再現できます。
今では、私のプラモデル製作に欠かせない必須アイテムとなっています。

スプレー塗装でも同様の効果を得ることは可能ですが、スプレーは1本あたりの価格が高く、また自分で塗料を調色して好みの色を作ることができません。
エアブラシは細かな吹き加減が可能で、より多様な場面に対応できる点が魅力です。

エアブラシに必要なコンプレッサー

エアブラシ塗装を行うには、ハンドピースと、それにエアーを送るためのコンプレッサーが必要になります。

私が使用しているのは、GSIクレオスの
「Mr.リニアコンプレッサーL5」 というエアーコンプレッサーです。

掲載している写真は私の所有品ですが、長年使い込んでいるため塗料などが付着し、あまり見栄えが良くありません。あらかじめご了承ください。

GSI Creos Mr.リニアコンプレッサーL5

Mr.リニアコンプレッサーL5の特徴

このコンプレッサーの良いところは、

  • コンパクトでスタイリッシュなデザイン
  • 使用時の動作音が非常に小さい

という点です。

本製品は「リニア駆動フリーピストン方式」を採用しており、圧縮ピストンを直接電磁力で駆動する構造となっています。
この方式により、駆動時のノイズが少なく、静かな動作音で作業が可能とされています。
(※この説明はメーカー公式の製品説明を参考にしています)

Mr.リニアコンプレッサーL5の基本スペック

■作動音:約50dB(無負荷時)

■吐出空気量:5.27L/min(0.05MPa)

■定格圧力:0.1MPa、最高圧力:0.12MPa

■本体サイズ:約160×120×160mm

■本体重量:約2.4kg

※スペックはメーカー公式より一部抜粋・整理しています。

実際の使用感と静音性

実際に使用してみると、家族が寝静まった後に作業を行っても、音が気になることはほとんどありません。
これまで家族から苦情を言われたことは、今のところ一度もありません(笑)。

静音性を重視する方にとっては、大きなメリットだと感じています。

20年以上使って分かった耐久性

この「L5」は、個人的にかなりタフなコンプレッサーだと思います。

購入時から連続使用時間1時間以上の使用を何度も行ってきましたが、これまで故障したことは一度もありません。
購入したのは平成16年頃だったと記憶していますので、約20年前になります。

ちなみに、メーカー公表の耐用時間は3,000時間とされています。
これまで行ったメンテナンスといえば、ホコリを落とす程度で、ほぼノーメンテナンスの状態です。

吐出空気量と模型への対応力

吐出空気量は 5.27L
商品名の「L5」は、この数値に由来しているものと思われます。

1/35スケールの戦車モデルであれば、エアー圧は申し分ありません。
過不足なく、安定した塗装が可能です。

また、1/350スケールの艦船モデルなど、比較的大きなモデルにも対応可能でした。

使用時の注意点:水分対策は必須

エアーコンプレッサーは空気を圧縮する際に水分が分離されるため、湿気の多い日、特に夏場などに使用していると、ハンドピースから水が吹き出してしまうことがあります。

そのため、エアレギュレーターを併用して水抜きを行うことが重要です。

私は、圧力計付きのエアレギュレーターを装着して使用しています。

GSI Creos Mr.リニアコンプレッサーL5

私が使用しているセットについて

私が購入したのは、
「Mr.リニアコンプレッサーL5/圧力計付レギュレーターセット」 です。

最初からレギュレーターが付属しているため、初心者の方でも安心して使用できる構成だと思います。

購入前の疑問|L5はどのセットを選ぶべきか?

これまで私の実体験に基づき、Mr.リニアコンプレッサーL5について書いてきましたが、
実際に購入を検討する段階になると
「どのL5を選べばいいのか?」
と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

現在、GSIクレオスの公式サイトを見ると、L5関連の商品ラインナップは次のようになっています。

L5のラインナップ

現在のラインナップは以下の通りですが、詳細については公式ページでも確認できます

1.Mr.リニアコンプレッサーL5(単体)

2.Mr.リニアコンプレッサーL5/エアブラシセット

3.Mr.リニアコンプレッサーL5/圧力計付レギュレーターセット

4.Mr.リニアコンプレッサーL5 レギュレーター/プラチナセット

Mr.リニアコンプレッサーL5(単体)

すでにエアブラシ一式を揃えている方であれば、コンプレッサーのみを交換する形で使用できると思います。
※ただし、エアホースの接続が他社製と適合するかどうかは事前確認が必要です。

一方、これから初めてエアブラシ塗装を始める方にとっては、コンプレッサー単体ではエアブラシシステムとして不足します。

L5/エアブラシセット

L5コンプレッサーに、レギュレーターと0.3mmダブルアクションのハンドピースがセットになっています。
このセットを購入すれば、届いてすぐにエアブラシ塗装を始めることができます。

L5/圧力計付レギュレーターセット

L5コンプレッサーに、レギュレーターと圧力計が付属するセットです。

すでにハンドピースを持っている方や、
「ハンドピースは自分の好みで選びたい」
という方には、こちらがおすすめです。

ちなみに、私自身が使用しているシステムも、このセットをベースにしています。

L5 レギュレーター/プラチナセット

レギュレーター、圧力計、0.3mmダブルアクションのハンドピースまで、必要なものがすべて揃ったフルセットです。
最初から迷わず一式揃えたい方には安心感のある内容だと思います。

私の一押し

私の一押しは、
「Mr.リニアコンプレッサーL5/圧力計付レギュレーターセット」です。

私自身が使用していることに加え、コストパフォーマンスと、後々のハンドピース選択の自由度を考えると、最もバランスが良いと感じています。

その理由は次の通りです。


圧力計が付属している
通常使用時の圧力を把握しやすく、調整が必要な場合も視覚的に確認できます。
また、エア漏れが発生した場合も数値で異変に気づけるため、早めに対処できます。

■レギュレーターが付属している
エア中の水分を除去できるため、塗装時の「かぶり」を防げます。
これはエアブラシ塗装において必須とも言える装備です。

■ハンドピースは好みのものを選べる
ハンドピースは別途1本用意し、自分に合ったものを選ぶ楽しみがあります。


以上が、私の実体験に基づいた
Mr.リニアコンプレッサーL5 エアブラシシステムのおすすめ構成です。

実際の動作音


■実際のMr.リニアコンプレッサーL5の動作音を動画にしてみました。

・撮影距離:約40㎝

・撮影環境:室内・無音環境

 ①コンプレッサー単体の動作音を確認できます

 ②実際にハンドピースを使用した際の動作音です

撮影距離約40cmの条件で測定したところ、動作音は約47.7dBでした(あくまでもスマホアプリによる計測値です)。
これは一般的な住宅内の静かな環境レベルに近く、エアブラシ用途のコンプレッサーとしては比較的静音性の高い部類に入ります。


まとめ:Mr.リニアコンプレッサーL5はおすすめできるか

この「Mr.リニアコンプレッサーL5」は、私個人としては非常におすすめできる製品です。

これからエアブラシ塗装を始めてみたいという方にとっては、初期投資として3万円以上かかるかもしれません(私が購入した当時より価格は上がっています)。
しかし、その後のプラモデル製作スキルの向上と、塗装表現の幅が大きく広がることを考えると、十分に価値のある投資だと思います。


実際に購入を検討される場合は、最新の価格や在庫状況を確認しておくと安心です。

Mr.リニアコンプレッサーL5/圧力計付レギュレーターセット

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