皆さんこんにちは。今回からの製作ですが、路線を軌道修正して、WWⅡのMM(ミリタリーミニチュア)を記事にしてみたいと思います。
そして、今回製作するキットはタミヤから発売されている「タイガーⅠ型(中期生産型)」です! ミリタリー系が好きな方なら、知らない人はいないというくらい超有名な戦車ですね。

誰でも知っている戦車を作るということは、それぞれの方の中で、この戦車の思い入れが強いということになります。
誰でも知っている戦車を作るということは、それだけそれぞれの方の中でこの戦車への思い入れが強いということでもあります。ということは、完成品にはそれなりのクオリティが求められるということ。
私の作品がどこまでモデラー諸兄の御眼鏡に適うかはわかりませんが、出来うる限りの腕を振るって完成を目指していきたいと思います。このブログの読者の方は、また長丁場の記事になるかと思いますがお付き合いくださいませ。
タイガーⅠ型重戦車とは? 改良の変遷を辿る
それでは、まずはこのタイガーⅠの紹介を、説明書を引用しながら進めていきます。
ソ連に侵攻したドイツ軍は、T-34という強敵と遭遇します。T-34の登場にショックを受けたドイツ軍は新型戦車の開発を急ぎ、この重戦車「タイガーⅠ型」が誕生するわけですが、1942年には早くも東部戦線に投入されました。
強力な88mm砲と最大100mmにも達する装甲厚は、当時の戦車の水準をはるかに超えたものでした。しかし、戦線に投入された当初は、新兵器の常ともいえる初歩的な機械的故障の頻発と、搭乗員の不慣れによって、真価を発揮できないことも多かったようです。
そこで、戦火をくぐった搭乗員からも種々の要求が出され、完成度をより高めるために改良されていくことになります。
戦車長用キューポラの改良(1943年7月〜)
中でも要求が多かったのがキューポラでした。当初の背の高いキューポラは敵に狙われやすいだけでなく、防弾ガラス付き監視窓の視界の悪さが目立ち、さらに戦車長が半身をさらさねばハッチを閉められないという欠点がありました。この要求は直ちに受け入れられ、1943年7月からは7個のペリスコープとスライド式ハッチ、対空機銃架を備えた新型キューポラが導入されました。
ツィメリットコーティングの開始(1943年9月〜)
対戦車磁気地雷防止用のツィメリットコーティングが、車体の垂直面に施されはじめます。
トラベルロックの装着(1943年11月〜)
11月生産型からは、88mm主砲のトラベルロックを車体右後部に装着。
ボッシュ・ライトの移動(1943年12月〜)
ボッシュ・ライトが車体前部中央に移動しました。
ピストル・ポートの廃止(1944年1月〜)
1月に入ると、砲塔左側面の栓型ピストル・ポートが廃止されました。
また、タイガーⅠ戦車の特徴であるゴムタイヤ付き大転輪ですが、東部戦線では悪路の泥や雪から起動輪を守るため、しばしば第一転輪の外側1個が取り外されていたようです。
こうして1943年7月から1944年1月までに生産された470輌のタイガーⅠ型は、一般に「中期生産型」と総称され、主に東部戦線で独立重戦車大隊の主力として活躍し、最終的にはノルマンディー戦への出撃で最後を飾りました。
……ここまで書いて気付きましたが、これはタイガーⅠの活躍の紹介というより、改良の変遷ですね(笑)。
さて、肝心のキットの内容ですが、上の文章で書いた内容の装備が見事に再現されているわけです。

今回の製作における「2つの難関」
ここで、このキットの特徴として「連結式キャタピラ(履帯)」の再現方法が挙げられます。
キャタピラは1個1個が分割された連結式となっており、付属のパーツをガイドにして組み立て、接着するように指示されています。これまでの私の作例では、キャタピラといえばゴムパッド(ベルト式)で再現されているものばかりでしたので、これはちょっとした難関かもしれません。
それでも、この連結式キャタピラは今の戦車プラモデルでは主流の再現方法です。キャタピラのたるみが自然に表現できますし、プラスチック製だからこそ、完成後はより重厚な仕上がりにすることができます。
もうひとつの見どころ:ツィメリットコーティング
次に、この頃活躍したドイツ軍戦車には、ほぼ全ての車両にツィメリットコーティングが施されています。このコーティングの再現はかなり面倒なのですが、丁寧に作り込むことで一気に作品の完成度が上がります。
今回のツィメリットコーティングは、タミヤから発売されている「ポリエステルパテ」と「コーティングブレード」を使って再現してみようと思います。

その他の部分については特段難しいことはなさそうなので、順調に製作を進めることができると思います。
それでは、次回からはさっそく製作記事となります。どうぞお楽しみに!
「タイガーⅠ型 中期生産型」の組み立てから塗装、完成までの全工程を一つの記事にまとめました。 他の工程も続けて見たい方や、全体の流れをまとめて確認したい方は、こちらの製作記まとめをぜひご覧ください。
👉 [【製作記まとめ】タミヤ 1/35 タイガーⅠ型 中期生産型へ]


