TAMIYA (1/35) ドイツ戦車パンサーG初期型 塗装編の続きです。
今回は3色迷彩にチャレンジしてみようと思います。
パンサー乗りのエース”バルクマン”
その前に、このパンサー戦車の記事のトップで「有名なパンサー乗りを知らない」と書きましたが、その後pak43さんからご教示をいただきまして、エルンスト・バルクマンというパンサー乗りのエースがいたことを知りました。
このエルンスト・バルクマンは、ポーランド侵攻戦からドイツ軍が降伏するまでの戦闘で、西部戦線から東部戦線にかけて戦車兵(最初は照準手)として活躍し、なかでも「バルクマンの曲がり角」と言われる戦闘はとくに有名です。オットー・カリウスらとともに、戦後まで戦い抜いたドイツ軍エースの一人ですね。 pak43さん、貴重な情報をありがとうございました!
ダークグリーンの迷彩
製作記事の続きです。
今回の塗装は、ほぼ全面的に仲田裕之氏のおすすめ塗料レシピを参考にしています。
ただ、仲田氏は迷彩に使用する塗料にはアクリル塗料を推奨されていますが、今回はあえて迷彩塗装まですべてラッカー系塗料を使用してみました。
さて、それでは早速迷彩塗装です。まずは先にダークグリーンを吹き付けていきます。
使用したグリーン系の塗料は、基本のダークグリーンをそのまま使用せず、スケールエフェクトを考慮して以下の通り明るめに調色しました。
・グリーンFS34092
・ロシアングリーン
これらをブレンドして、少し明るめのグリーンを作りました

さっそく、ブレンドした塗料吹き付けていきますが、ここはいきなり車体から迷彩を始めず、まずは足回りから実施して、迷彩の太さやパターンなどを確認します。
足回りのダークグリーンの迷彩はこんなところでしょう。

次は車体後部にダークグリーンの迷彩を施していきます。この迷彩はキットに付属する迷彩パターンの説明資料を参考にしています。
。
次は車体の上部および側面です。
迷彩塗装を施す際は、箱絵や説明書、さらには参考資料などを凝視しながらの作業となり、ついつい夢中になって途中経過の写真を撮り忘れることがあります。今回はそんなはやる気持ちを抑え、迷彩塗装の途中経過として写真を撮り残しておきました(笑)
次は砲塔にも迷彩を施し、全体のダークグリーンの迷彩を終了します。
砲塔に迷彩をする際は、なるべく車体に乗せた状態で実施します。これは車体と砲塔につながる迷彩のラインが自然になるようにするためですが、砲塔を旋回した場合に車体の迷彩と合わさって不自然にならないよう、バランスに注意しなければなりません。
この件については後述します。
レッドブラウン塗装とハンドピースの癖
次はこのダークグリーンの迷彩を基調にして、レッドブラウンを吹いていきます。
ちなみに、キットに付属する説明資料や箱絵には、車体右側の迷彩パターンについて詳しい説明がありません。車体上面のパターンから見えない部分を読み取っていくしかなく、いつもながら迷彩塗装で苦労するところです(汗)
ではレッドブラウンの迷彩塗装です。

……申し訳ございません。
やはりレッドブラウンの塗装は夢中になってしまい、作業途中の写真を撮っておりませんでした(汗)
砲塔を外して撮影してあるのは砲塔が旋回した場合の塗装パターンが不自然にならないようにしたつもりの写真です。
砲塔を外して撮影した写真があるのですが、これは砲塔が旋回した場合の塗装パターンが不自然にならないよう確認したつもりの写真です。
なお、砲塔を外した車体内部に塗料が飛び散っていますが、これは今回の塗装で一貫して使用しているハンドピース「TAMIYA 0.3mm シングルアクション」の特性によるものです。

このハンドピースは、吹き出し口を全閉していても塗料がじんわりとにじみ出てくるため、吹き始めに塗料がダマになって飛び散るのを防ぐため、必ず最初に「空吹き(試し吹き)」をする癖をつけています。そのために車体内部が汚れてしまっています。砲塔を乗せればまったく見えなくなるものの、あまり見栄えの良いものではありませんね。

写真はシュルツェンを着けた状態ですがこの時点ではまだ接着はしておりません。
両面テープで車体に着けてある状態です。
ホイールのゴムの部分やキャタピラを塗装するためシュルツェンは最後に取り付けます。
レッドブラウン調色と、3色迷彩の完了

レッドブラウンについても、後々の汚しを見越して明るめの色となるよう、以下の通り混色しています。
- ハルレッド
- レッドブラウン
これで一応3色迷彩が完了しました。
この迷彩塗装まで済ませると、何となく完成の姿が見えてきます。作業を終えて、最後に一歩引いて遠目から眺めたときの、なんとも言えない達成感は格別ですね(笑)
まとめ
今回はここまでです。
今回は読者の方から教えていただいたエースの逸話に背中を押されつつ、パンサーの表情を決める大仕事である「3色迷彩」をラッカー系塗料で施しました。
砲塔旋回時の迷彩のつながりや、資料にない右側面のパターン構築など、頭を悩ませながらも明るめに調色した2色がダークイエローに見事に映える仕上がりとなりました。
複雑な迷彩を終えて遠目から愛車を眺める瞬間は最高の達成感があり、次回はいよいよ履帯の塗装と細部の筆塗りへと進みます!
このキットのまとめ記事はこちら




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