※この記事は、私が長年使い続けているハンドピース(エアブラシ)の体験レビューです。
初心者の方への注意点や、用途別の使い方なども含めてまとめています。必要な情報から読みたい方は見出しを目安にしてください。
はじめに|“指に馴染んだ道具”
エアブラシ塗装において、コンプレッサーと同じくらい重要なのがハンドピースです。
私neko1100が長年メインで使い続けているハンドピースは、タミヤの「HGシングルエアーブラシ 0.3mm」です。
このハンドピースは、私が本格的にエアブラシ塗装を始めた際に購入した最初の1本であり、現在でも主力として使い続けている相棒のような存在です。
私が使っているハンドピース
タミヤ HGシングルエアーブラシ 0.3mm
このハンドピースはシングルアクションですが、
- サーフェーサー吹き
- 基本塗装
- 戦車の迷彩表現
など、ほとんどの塗装作業をこの1本でこなしています。
「シングルアクション=初心者向け」というイメージを持たれがちですが、使い方次第ではかなり幅広い表現が可能です。

メインで使い続けている理由
このハンドピースを長年メインで使っている理由はいくつもあります。
- 細吹きから太吹きまで対応できる
- メンテナンスが容易
- 操作がとにかく簡単
- カップ容量が大きい
- 比較的価格が安い
中でも一番の理由は、操作がシンプルで扱いやすいことでしょう。
メーカーの説明でも「初心者向き」と紹介されていますが、実際に使ってみて、その評価は納得できるものでした。
購入前に知っておきたい注意点
シングルアクションならではのクセ
ただし、これから購入を検討されている方に、ひとつだけ注意点があります。
シングルアクションの構造上、あらかじめ塗料の吹き出し量を設定し、エアーを出す仕組みになっています。
そのため、吹き出し量を多めに設定していると、
エアーを出していない状態でも、ノズル先端から塗料が垂れてくることがあります。
ありがちな失敗とその対策
連続して使用している分には問題ありませんが、
- 少し時間を置いてから再開したとき
- そのまま塗装面に吹き付けてしまうと
ノズル先端に溜まっていた塗料が一気に飛び散り、塗装面を汚してしまうことがあります。
対策はとても簡単
塗装面に吹き付ける前に、必ず空吹きをしてから本塗装に入る。
これだけで、ほぼ防ぐことができます。
私は使い慣れてしまったので失敗することはなくなりましたが、
最初のうちは知らないと、思わぬトラブルにつながるかもしれません。
ダブルアクションとの違いについて
ダブルアクションのハンドピースは構造が異なるため、このようなトラブルは基本的に起こりません。
そのため、
- 初めてハンドピースを購入する
- 金銭的に余裕がある
という方には、最初からダブルアクションを選ぶのもひとつの選択だと思います。
とはいえ、価格面ではこのHGシングルエアーブラシ0.3mmは非常に手頃です。
実際、私も当時は価格を理由にこのハンドピースを選びました(笑)
得意な塗装・苦手な塗装
戦車模型なら、ほぼ問題なし
戦車模型の基本色塗装や迷彩であれば、0.3mmのシングルアクションで十分対応可能です。
15ccの大容量カップのおかげで、途中で塗料を足す回数も少なく、広い面積をテンポよく塗装できます。
<得意な作業シーン>
■サーフェーサー吹き
■単一色での広範囲塗装
細密迷彩はやや厳しい場面も
一方で、
- 飛行機模型
- 特にドイツ機の細かな迷彩
といった極細の吹き分けが必要な場合は、シングル0.3mmでは少し厳しいと感じることがあります。
そういった用途では、
- ダブルアクション
- 0.2mm程度
のハンドピースをおすすめします。
それでも「これ1本」で完成することが多い
とはいえ、このハンドピースは本当に守備範囲が広く、これ1本でキットを完成させてしまうことがほとんどです。
下の写真は、このハンドピースのみで仕上げた作品です。
3色迷彩のキングタイガーですが、この程度の迷彩幅であれば0.3mmシングルアクションで十分対応できます。

これからエアブラシを始める方へ
これからエアブラシ塗装を始めようか迷っている方は、思い切って ハンドピースとコンプレッサーを揃えてみてください。
そして、まずは何でもいいので キットを1つ完成させてみること をおすすめします。
失敗も含めて「楽しい」
「練習だから」と思って作り始めると、
多少の失敗も気にならず、最後まで完成させられるものです。
そうして完成した作品は、
意外と味があったり、強く印象に残ったりします。
おわりに
この記事を読んでくださったモデラーの皆さんに、
素晴らしいプラモデルライフが訪れますように。
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