今回は「MG ザクⅡF2」の完成記事です。
長かった製作工程もついに完了しました。
ザクⅡF2というモビルスーツ
今回製作したザクⅡF2は、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するモビルスーツです。
いわゆる『機動戦士ガンダム(1stガンダム)』とは異なる作品ですが、宇宙世紀0083――一年戦争終結後の世界を描いた作品となっています。
私は基本的に1stガンダムへの思い入れが強いのですが、この『0083』は世界観がしっかり地続きになっており、モビルスーツが“兵器”として無骨に描かれている点が非常に好みです。
このザクⅡF2は、一年戦争末期に活躍した機体という設定になっています。
1stガンダムに登場するザクと比べると、全体的に少しボリューム感があり、より重厚な印象を受けます。
カラーリングについて
説明書指定のカラーリングでは、比較的明るめのグリーン系カラーが指定されています。
肘や、膝の部分は他の部分と同じグリーン系を指定されており、それは劇中のカラーリングであり設定どおりなのですが、私のイメージする“ザク”は、肘や膝部分を黒で引き締めた配色でした。
そのため今回は、アクセントを付ける意味も込めて、これらの部分を黒で塗装しています。
この配色にすることで、結果的に1stガンダム版ザクに近いカラーリングとなりました。
「それなら最初からザクⅡF型やJ型を作れば良いのでは?」という声も聞こえてきそうですが……そこは好みの問題ですね(笑)。

MGシリーズの魅力
今回改めて感じたのは、MGシリーズの作り込みの凄さです。
まず内部のインナーフレームを組み立て、その上へ装甲を被せていく構造になっていますが、とにかく関節構造へのこだわりが素晴らしいです。
特に感心したのが、肩部分の引き出し式インナーフレーム構造です。
このギミックによって、武器を構えた際にも無理なく自然なポージングが可能となっています。

パーツ数自体はかなり多いですが、構造は比較的分かりやすく、説明書通りに進めれば問題なく組み立てられると思います。
……ただし、動力パイプだけは本当に細かいです(笑)。
製作中も紛失しないよう、かなり神経を使いました。
塗装工程について
今回の製作では、ゲート処理や合わせ目消しだけでなく、パーツ整形後に400〜600番程度のスポンジヤスリを使用し、表面を軽く荒らして塗料の食いつきを良くしています。
これだけでも、かなりの手間がかかりました。
塗装工程としては、まずサーフェーサー1000番をエアブラシで吹き付けます。
その後、
- 基本色
- 明るめの色
- さらに明るい色
という順で塗り重ね、グラデーションを作っていきました。
この工程は、ほぼ全パーツ共通です。
※モノアイとバズーカスコープのみ、蛍光ピンクを直接吹き付けています。
こうした多層塗装を行うことで、完成品へ立体感が生まれ、単調な印象を防ぐことができます。
ミリタリー模型のように、先にマホガニー系で影色を作る方法もありますが、ガンプラの場合は暗くなりすぎることを避けるため、今回は“色の重ね塗り”による立体表現を選択しました。
完成したキットを見る限り、概ねイメージ通りの仕上がりになったと思います。
ガンダムデカールについて
今回のキットには、
- 転写式デカール
- シール式デカール
の2種類が付属していました。
転写式デカールは、水転写式とは違い段差がほとんど出ず、まるで最初から印刷されていたかのように自然に貼ることができます。
一方で、シール式デカールは近くで見ると厚みが目立ち、“貼った感”が残ってしまいます。

これを軽減するため、貼付後につや消しクリアーでトップコートを行っていますが、それでも完全には段差を消し切れません。
研ぎ出しなどの方法もありますが、現段階の私の技術ではまだ未知数です。
根本的に解決するには、別売りの水転写デカールを使用するのが理想かもしれません。
……ただ、なかなか高価なんですよね(笑)。
総評|やはりザクには“夢”がある
最後に総評です。
やはり、ガンプラを作っている時間は本当にワクワクします。
子供の頃に夢中になったガンダムの記憶が自然と蘇ってくるのですが、やはりガンダムには“夢”があります。
私は判官びいきでジオン軍やWWⅡのドイツ軍(もちろん日本軍も!)の兵器が大好きですが、その中でもこのザクはやられキャラの代表格なのですが、色々な武器を携えて登場するこのMSはまさに兵器!といった感じがして機能的であり、そのやられキャラっぷりは哀愁感たっぷりです。
だからこそザクはガンダムの中で、ある意味主役級のMSだっととは言えないでしょうか?ちょっと熱く語ってしまいました。
機会があれば、懲りずにまた別のMGザクを製作してみたいと思います。
まさに“ザク愛”ですね♪

まとめ
これで「MG ザクⅡF2」製作記事は終了となります。
長期間にわたり製作記事へお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
最後に完成画像をまとめて掲載しますので、よろしければぜひ参考にしてみてください。
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今回の使用塗料・工具
使用塗料
- サーフェーサー1000
- 各種Mr.カラー
- ガンダムカラー
- タミヤ エナメルカラー
- Mr.カラー つや消しクリアー
使用工具
- エアブラシ タミヤ HGシングル 0.3mm
- Mr.リニアコンプレッサーL5
- スポンジヤスリ(400〜600番)
- NTカッター D-1000P



