タミヤ(1/35) Ⅳ号戦車J型 製作記/組立偏① ツィンメリットコーティングその1

タミヤ(1/35) ドイツⅣ号戦車J型 ドイツⅣ号戦車J型

今回はⅣ号戦車J型の製作記事になります。

ツィンメリットコーティングについて

このⅣ号戦車J型が開発された1944年6月頃は、ドイツ軍の戦車は、「ツィメリットコーティング」というドイツのツインメル化学工業社が開発した、吸着地雷よけが車輌の平面部分に施されており、このJ型も前期生産型は施されていたようです。

このような時代考証もあるため、Ⅳ号戦車J型にツィンメリットコーティングを施しても不自然ではないと思います。

私の模型製作技術はまだまだ未熟ですが、熟考した結果、この「ツィンメリットコーティング」の再現にチャレンジしてみたいと思います。
ちなみにツィンメリットコーティング表現は、私にとって今回が初挑戦です。

言わば、このⅣ号戦車J型は私の模型技術の飛躍となるであろう(なってほしい)キットであります!

……まぁ、うまくいけばの話ですが(笑)

ツィンメリットコーティング用の工具を準備

それでは早速、私的に超難関となる「ツィンメリットコーティング」の準備から入っていきます。

まずはコーティングパターンを表現するために必要なものとして、

  • ポリエステルパテ
  • コーティングブレード(タミヤ製)

を用意します。

コーティングパターンを表現する道具としては、タミヤのブレード以外にも、モデルカステンから販売されている「ツィンメリットコーティングローラー&スタンプ5本セット」も有力候補です(その場合はエポキシパテが必要になります)。

おそらくローラーの方が使い勝手は良いと思われますが、まずはタミヤ製「コーティングブレード」の使用感を確認してからのほうが、ローラーのありがたみも分かるだろうと思い、今回はタミヤ製を使用します。
※ポリエステルパテの使用方法はタミヤのページが動画で詳しく解説しています。

まずはプラ板で練習

まずはプラ板で練習してみました。

タミヤ(1/35) ドイツⅣ号戦車J型
商品の内容は0.7mmと0.5mmの2種類が入っており、目の粗さが異なります。
場面によって使い分ける仕様になっています。

ただし、具体的な使い分けまでは説明書に記載されていなかったため、勝手に「0.7mmは1/35向け、0.5mmは1/48向け」なのでは?と思い、今回は0.7mmを使用してみます。

「コーティングブレード」の説明書によれば、

 ①横に4mm動かす

 ②その後2mm上下に動かす

この作業を繰り返してパターンを表現していくようです。

プラ板の上では、意外とうまくいきました。

実際にキットへツィンメリットコーティングを施工

次はいよいよ実際のキットに施工していきます。

タミヤ(1/35) ドイツⅣ号戦車J型
説明書では、どこにコーティングを施せばよいかは大まかにしか記載されていません。そこで独自に資料を入手し、コーティング箇所を決定する必要があります。

コーティング箇所が決まったら、パーツごとに施工準備を進めます。

まず、パテが付いてほしくない箇所をマスキングテープで養生します。

マスキングができたら、次はパテを盛っていきます。

タミヤ(1/35) ドイツⅣ号戦車J型
ポリエステルパテは2液性となっており、主剤と硬化剤を混ぜ合わせて使用します。

パテの厚さはそれほど神経質にならなくても良いようです。
説明書では1mm程度とされています。

あまり厚く盛りすぎると余計なところにパテが付いてしまいますし、パテ自体ももったいないので、「薄すぎず厚すぎず」といった感じでしょうか。

ちなみに、写真のパテ盛りは少し多めくらいです。

コーティングブレードでパターンを表現


パテは思ったより早く乾いてきます(5〜10分程度)。

そのため、この短時間のうちに「コーティングブレード」を使用して素早くパターンを表現していきます。

タミヤ(1/35) ドイツⅣ号戦車J型

かなり工程を端折っていますが、左の写真は「コーティングブレード」を使用してパターンを表現したものです。

平滑な部分は比較的うまく表現できますが、突起物がある箇所や入り組んだ部分はブレードが入りづらく、かなり難しいです。
この作業はやはり経験がものを言うようです。

コーティングを施す箇所は思った以上に多く、すべてをマスキングテープで養生する必要があります。
マスキングだけでもかなり時間がかかります。

次回は「ツィンメリットコーティング」工程の続きになります。

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