タミヤ 1/35 M1A2 エイブラムス戦車 Type「C」組立編の続きです。
今回はいよいよ車輌本体の完成を目指して組み立てを進めていきます。
砲塔前面のCIPを製作
まずは砲塔前面に装着される平面型CIPを製作します。
CIPとは「Combat Identification Panel(戦闘識別パネル)」の略称です。
詳しい解説は専門資料や各種解説サイトに譲りますが、戦場で味方車輌を識別するための装備です。
前作で勘違いしていたCIPの取り付け位置
この部分については、以前製作した際に少し苦い思い出があります。
前作では、付属のプラ板から説明書指定寸法通りに2枚のパネルを切り出しました。
まず右側のCIPは問題なく取り付けできました。
ところが左側へ同じ寸法のプラ板を取り付けようとすると、砲塔の空きスペース中央に収まりません。
当時の私は、
「説明書の寸法が間違っているのでは?」
と思い込み、左側だけ現物合わせで少し小さく加工してしまいました。
ちなみに、その時の完成品がこちらです。

次の項目をよく見てもらうとわかるのですが、プラ板の大きさに対し砲塔のスペースが小さいのです。つまりはこのエイブラムス戦車は左右非対称の砲塔形状であったのです・・・。
実は説明書が正しかった
今回改めて製作していて気付いたのですが、これは完全に私の勘違いでした。
TAMIYAさん、ごめんなさい……(笑)
改めて製作工程を振り返ってみます。
まずは説明書通りの寸法でプラ板を切り出します。

箱絵や説明書を読み解く限りこの位置で正解のはずです。
次に左側へ同じ寸法のCIPを取り付けます。

ところが説明書内には左側の資料が少なく、少し不安になります。
そこで実車写真を調べてみたところ、やはり説明書通りの位置が正解でした。
つまり、この工程では
- 説明書指定寸法でプラ板を切り出す
- 同じサイズのCIPを左右へ取り付ける
という作業が正解になります。
完全に私のリサーチ不足による失敗談でした。
※説明書に従って製作する分には特に迷う箇所ではありません。私自身が以前勘違いしていた部分でしたので、同じような疑問を持った方の参考になれば幸いです。
そもそも、現実問題として左右非対称の装備を量産することは非効率であるはずです。大量生産し戦車の形状に関係なく設置することが現実的なのだと、私は解釈しました。
Type「C」専用の戦術プレートを製作
プラ板を切り出す作業はまだ続きます。
今回製作しているType「C」では、砲塔後部へ取り付ける戦術プレートもプラ板から製作する必要があります。
寸法は17mm×19mmです。
Type「C」を製作される方は忘れずに準備しておきましょう。
バスルラックとアンテナを取り付け
ここまできたら車体の完成まであと少しです!
前工程で組み立てておいたバスルラックやアンテナ類を砲塔へ取り付けていきます。
情報量が一気に増え、エイブラムスらしい迫力が出てきました。
スモークディスチャージャーとAPUを組み立てる
続いてスモークディスチャージャーとAPUを組み立てます。
APUとは補助動力装置(Auxiliary Power Unit)のことです。
こちらも現用戦車らしい装備のひとつですね。

Type「C」専用キューポラを組み立てる
次はキューポラの組立です。
今回製作しているのはType「C」なので、誤ってAタイプ用パーツを使用しないよう注意します。
もっとも、キューポラ自体の形状が異なるため、実際には間違えることはほとんどないと思います。

また、Type「C」のキューポラへ装着するM2重機関銃もAタイプとは形状が異なります。
こちらの方が現代的で、どこか近未来的な印象を受けますね。

残りのパーツを取り付ける
最後に、これまで組み立てておいた各種パーツを取り付けていきます。
- レンジファインダー
- APU
- スモークディスチャージャー
- ローダーズハッチ
などを忘れずに設置します。
ただし、この時点ではキューポラやハッチ類は接着しません。
まだクリヤーパーツを取り付けていないためです。最後に忘れないようにしないと…。

その他細かな部品もこの段階で取り付けますが説明は省略します(写真の「←」の部分が取り付けた部品です)。
車輌本体が完成!
これで車輌本体の組立は完了です。
まだ車外装備品の組立や整形作業は残っていますが、大きな山場は越えることができました。
ここまで来ると達成感がありますね。
まとめ
今回はCIPや戦術プレートの製作、各種装備品の取り付けを行い、ついに車輌本体の組立が完了しました。
Type「C」ならではの装備も加わり、エイブラムスらしい重厚感がしっかり表現できたと思います。
次回は車外装備品の組立を進めていきます。
このキットの製作工程をまとめた記事はこちら





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