ドイツ軍 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型) 塗装編 の続きです。
今回は装備品の筆塗りとデカール貼付です。
装備品を筆塗りで塗り分ける
まず、スコップ、ジャッキ、ワイヤーなどの金属部分をフラットブラックで塗装します。
筆塗りで使用する塗料はタミヤアクリル塗料です。
このアクリル塗料を専用のアクリル塗料溶剤で希釈してから、筆に塗料を付けます。
塗料ビンから直接塗ると塗料が濃すぎるうえ、うまく塗らないと筆ムラが目立つようになります。
そのため、薄めに希釈した塗料を筆塗りする部分に流し込むようなイメージで、塗っていくというより、塗料を置いていくような感じでしょうか。

キャタピラや転輪のゴム部分についても、フラットブラックで塗ります。
砲塔の予備履帯についてですが、車体を塗装する際に車体色のダークイエローと迷彩で塗りつぶされている可能性があります。
実際に、他のモデラーの完成品でもそのような表現となっているものもあります。
しかし、この部分を金属色で塗り分けることで模型として見栄えがするので、私は好んで塗り分けるようにしています。
ちなみに、転輪のゴム部分については、後の汚し作業によってほとんど消えてしまうため、あまり神経質になる必要はないかもしれません。
木製部分をレッドブラウンで塗装
金属色などの部分をフラットブラックで塗り終えたら、次にスコップなどの柄の部分といった木製部分をレッドブラウンで筆塗りしていきます。
この部分についても丁寧に塗り分けし、他の部分に塗料が付かないよう慎重に作業します。
デカールを貼り付ける
次に、デカールを指定場所に貼り付けていきます。
説明書では、この車両は「第502重戦車大隊002号車 1994年秋ロシア」となっております。
砲塔に書かれた番号は「002」です。
デカールの貼付箇所は、砲塔の両側面と砲塔後部(ゲペックカステン)に「002」のマーク。
車体両側面には、ドイツ軍の十字マークを貼り付けるよう指示されています。
「002」のマークは一体となっています。
このまま貼ってしまうと、砲塔の凸部分にうまく馴染まない恐れがあるので、それぞれ「0」「0」「2」の3枚に切り分けます。

デカールを貼り付ける際ですが、水やぬるま湯にデカールを浸して、そのまま貼り付ける方法でも問題ありません。
しかし、ツィメリットコーティングを再現したこのキットでは、デカールがうまく馴染まない可能性があります。
そこで、「Mr.マークセッター」と「Mr.マークソフター」の登場となります。

Mr.マークセッターとソフターを使ってデカールを馴染ませる
まず「0」の部分を貼ってみます。
① デカールを貼る部分に、あらかじめ「Mr.マークセッター」を塗ります。
② 次に、任意の位置にデカールを貼ります。
③ デカールの位置が決まったら、デカールの上に「Mr.マークソフター」を塗ります。
④ その上から、水を含ませた綿棒でポンポンとデカールを叩き、凸凹に馴染ませます。

この工程を踏むことにより、ツィメリットコーティングの車体にデカールが自然に馴染んでいきます。
これで一応、塗装とデカール貼付の工程が終了です。
ここまで来ると、完成が見えてきました。

今回はここまでです。
次回は、汚し表現となります。
「タイガーⅠ型 中期生産型」の組み立てから塗装、完成までの全工程を一つの記事にまとめました。 他の工程も続けて見たい方や、全体の流れをまとめて確認したい方は、こちらの製作記まとめをぜひご覧ください。
👉 [【製作記まとめ】タミヤ 1/35 タイガーⅠ型 中期生産型へ]




