タミヤ1/35エレファント組み立ての続きです。
今回の工程で組立の完了となります。
ジャッキの組立
最終工程として、車外装備品の組立に入ります。
まず、組み立てるのはジャッキです。

ジャッキの組立は、ドイツ戦車を製作していると定番の工程ですね。
ジャッキ自体は5つのパーツで構成されています。組み立て終えたら、次の工程で車体の後部に取り付けます。
エンジン通気口カバー他の取付
次に機関室上部に設置するエンジン通気口カバーを取付けます。

こちらのパーツは、組立時点では名称が不明でしたが、後に確認したところ、持ち合わせの資料「AFVモデリングガイドVol.4 ドイツ重駆逐戦車」に説明がありました。
ちなみに、その内容はロシアのクビンカ兵器博物館に展示されている、フェルディナントの写真からです。
アンテナ基部等の取付
続けて、車外装備品等の取付を進めていきます。細かいパーツの取付になりますが、アンテナ基部や無線手用ハッチのストッパー、フェンダー部品(バネ)等を車体に取り付けます。
かなり小さな部品が含まれるので、成形の際に破損してしまったり、紛失したりしないよう注意が必要です。

ジャッキ台他のパーツ取付
次はジャッキ台やハンマー、車体上面のハッチ等を取付けます。

ジャッキ台やハンマーの柄の部分を取り付ける際は、パテの上に取り付けることになるので、瞬間接着剤を使用しています。
この時点で気づいたのですが、エレファントはこのアングルが一番写真写りが良いような気がします。
予備履帯、雑具箱他の取付
車体後部の装備品取り付けの工程が続きます。
次は予備履帯を取り付けます。これは前回の記事「連結式履帯の取付」で紹介した内容と同様で、単体履帯を6個組み立てることにより予備履帯を完成させます。

ここで注意点ですが、連結式履帯を組み立てたら、接着剤が乾燥する前に車体のフックに引っかけるように履帯を取り付けます。
接着剤が乾燥し、履帯が動かない状態でフックに引っかけようとすると、おそらく履帯の穴にフックが収まりません。履帯が半乾きで、動かせる状態で取り付ける必要があります。これは説明書にも記載がありますので、注意が必要です。
次に、先に組み立てておいたジャッキ、雑具箱、その他シャックル等を取り付けます。

雑具箱やジャッキを取り付けると、エレファント戦車の形が見えてきます。
ですが、この後、戦車の主役である主砲を組み立てる工程が待っております。はやる気持ちを抑えて、次の工程に移りたいと思います。
主砲の組立
それでは満を持して主砲の組立に取り掛かります。

エレファントの主砲は「71口径88㎜砲」です。2000m以上の距離からT34を撃破したと説明にあるので、おそらく当時のソ連戦車は、この88㎜砲の攻撃を受けた場合、ひとたまりもなかったのであろうと想像できます。
ドイツ軍側からすれば頼もしい味方であり、ソ連軍からすれば恐怖の対象であったのでしょう。
さて、主砲は砲身部と防盾部で構成されます。砲身はパーツとパーツを貼り合わせる構造なので、砲身部およびマズルブレーキ部をそれぞれ、接着→乾燥→成形という手間が発生します。

こちらの形状まで組み立てたら、一息置いて、次の工程で車体に取り付けます。
ハッチ類の組立他
次に、コマンダーズハッチ、ローダーズハッチ、ドライバーズハッチを組み立てます。

組み立てたハッチ類を固定戦闘室上部に取り付けます。
これらのハッチ類は、開閉どちらかを選ぶようになりますが、後に2体の戦車兵を乗せたいと思い、今回はドライバーズハッチとローダーズハッチを開状態とします。
次に、車体前面上部(無線室前)に予備履帯を取り付けます。

こちらの予備履帯パーツは、車体にボルト止めのような形状で取り付けられているものを再現しています。よって、後の塗装の工程ではその部分の塗り分けが必要となりますので、忘れないようにしないといけません。
砲身の取付
組立の工程も大詰めとなってきました。
それでは、先に組み立てておいた88㎜砲身を砲塔基部に取り付けます。

次に、この88㎜砲身を固定する役目のトラベリングクランプを組み立てます。
このトラベリングクランプは、移動時に88㎜砲身をロックする状態と、戦闘時などに砲身から外して倒された状態のどちらかを選択します。

まず、上の写真①の工程でトラベリングクランプ本体を組み立てます。
次の②の工程でトラベリングクランプを取り付ける架台を組み立て、トラベリングクランプを取り付けます。
①と②、それぞれ接着剤を付けない部分があることで、自立した状態と倒れた状態を表現することができます。
③の写真では、上の説明が伝わるよう自立した状態としていますが、今回はクランプを閉じた状態および倒した状態とし、砲身からは外した状態を選択したいと思います。
ワイヤーロープの取付
車両本体の組立、最後の工程に入ります。
社外装備品の組立で最後になるのはワイヤーロープです。

車体の両側面に取り付けるワイヤーロープは2本組み立てますが、プラスチックパーツと、キットに含まれているナイロン製と思われる紐を組み合わせて再現します。
① まず、紐を190㎜に切り出します。
② 紐の両端には瞬間接着剤を塗布し、指でよじって固めます。
③ 固めた紐は、そのままでは太くてプラスチックパーツにうまく挿入できませんので、斜めにカットします。
④ 斜めにカットした紐とプラスチックパーツを接着します。

この要領でワイヤーロープを2本組み立て、シャックルをワイヤーロープの輪っかの部分に取り付けます。
シャックルの部分を車体の前部分、シャックルがない側を車体の側面後部に取り付けたフックに引っかけて、ワイヤーロープの完成です。
ワイヤーロープは190㎜の長さと説明書にはありますが、若干の余裕をもって(200㎜くらい)切り出したほうが、弛みを帯びて車体に取り付けられたワイヤーロープの表現になるかもしれません。

上の写真が、車体の両側面にワイヤーロープを取り付けた状態です。
このナイロン紐に塗装を施したらどうなるかが、ちょっとだけ不安があります。
前に製作したⅣ号戦車J型でも同じような紐(Ⅳ号J型はタコ糸)であったため、紐がけば立ってしまい、塗装後あまり見栄えがよくなかったという前例があります。
今回はナイロン製なので、紐自体はあまりけば立っていないと思われますので、そこまで心配する必要はないかもしれません(Ⅳ号J型の記事はこちら)。

まとめ
これでエレファントの組立工程が完了しました。ツィメリットコーティングや連結式履帯といった難関がありましたが、なんとかここまで来ました。
ですが、塗装を終えるまでは決して完成とは言えませんので、気を抜かず、次の戦略を練りたいと思います。
次は塗装の工程の紹介となります。
次回もよろしくお願いします。


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