STUDIO GHIBLI プラモデルコレクション カイに乗るナウシカ 製作の続きです。
いよいよキット製作も佳境に入ってきました。
ナウシカ基本塗装の完了
前回の記事でナウシカ本体の基本塗装は完了しています。

次工程は以下の仕上げ作業です。
・エナメル塗料による汚し表現
・ドライブラシによる立体感強調
・最終仕上げ(目・眉デカール貼付)
汚し表現についての考察
ここで少し悩んだのが汚し表現の強さです。
戦車などのミリタリーモデルではウェザリングを施し、その後ドライブラシをかけることで明暗差が強調され、非常に高い効果を発揮します。
しかし今回の主役はナウシカというキャラクターフィギュア。兵士や兵器とはジャンルが異なります。
そのため汚しを強く入れすぎると、「キャラクターだけ浮いて見える」
可能性があります。このバランス調整は今後の課題になりそうです。
カイの基本塗装
続いてカイの塗装に入ります。
カイは設定上、鳥が進化した生物(説明書ではバイオテクノロジーから生まれた人工生命体とされています。個人的には、このカイは恐竜絶滅後の新生代に繁栄した「ディアトリマ」をモデルにしているのではないか…と勝手に想像しています。)で、全身に羽毛があります。
キットでも羽毛モールドがしっかり造形されているため、羽毛表現の塗装が完成度を左右するポイントになります。
前回製作時は説明書通りの緑系仕上げでしたが、今回は方向性を変更。
(前回の完成品です。)
↓

カラス色の表現
今回はカラスのような青みがかった黒をイメージして塗装します。
工程は次の通り。
1️⃣ 下地 → グリーン
2️⃣ 上塗り → 青系グラデーション

使用塗料はGSIクレオスのブルーFS15044(サンダーバーズカラー)。
写真では分かりづらいですが、実際は緑→青のグラデーションになっています。

カイの細部塗装(エアブラシ)
次に馬装部分の塗装です。
- 轡(くつわ)
- 泥障(あおり)
これらは先に塗装しておきます。
手順
下地→ 艦底色
本塗装→ シャインレッド
※塗装前のマスキングを忘れずに

続いて鞍と脚部です。
ここでも羽毛部分を保護するため、マスキングをしっかり行います。
使用色
上塗り
サンドイエロー比率を増やした色
下地
ダークアース+サンドイエロー(1:1)

写真の状態でカイの基本塗装はほぼ完了ですが、脚部にはブーツ状パーツと素足部分があり、ここは塗り分けが必要になります。
カイの細部塗装(筆塗り)
ここからは筆塗りです。
塗装箇所
- 眼
- 泥障の模様
塗料はエナメル塗料を使用します。今回この工程のために高精細筆を導入しました。

使用した筆
・GSIクレオス「Gツール MB01 Mr.ブラシ 丸筆000号」![]()
・TAMIYA「タミヤメイクアップ材シリーズ No.154 タミヤモデリングブラシ HG 面相筆 極細 87154」![]()
高価格帯だけあって操作性は抜群。
細部塗り分けには理想的な筆です。
ただし欠点もあります。”使うほど毛先が開いてくる”
これは面相筆の宿命なので、消耗品と割り切るのが正解でしょう。
カイの塗分け箇所

面相筆で仕上げた状態が上の写真です。
泥障の黄色模様は、自分なりに綺麗に塗り分けられたと思います。……ただしこの部分、完成後はバッグで完全に隠れます。見えなくなる部分まで塗り込んでしまうのはモデラーの性(さが)ですね。
これでカイの基本塗装は終了です。
次回は
ナウシカ+カイ
汚し表現 → ドライブラシ工程
に入ります。
このキットのまとめ記事はこちら


