STUDIO GHIBLI プラモデルコレクション「カイに乗るナウシカ」の製作記事です。
今回はナウシカ本体の製作工程を解説します。
銃口の開口加工
ナウシカ本体の製作に入る前に、まずナウシカが持つ銃を加工します。
パーツを切り出した状態のままだと銃口が塞がっているため、極細(約0.5mm)のピンバイスで穴を開けます。
銃身全体を貫通させる必要はなく、入口付近のみで十分です。目的はリアル感の向上なので、見栄え重視で問題ありません。

銃のベルト自作
次に銃の肩掛けベルトを追加します。
ベルトには Plastruct製 0.3mm × 2.0mm プラ板 を使用しました。
太さや長さは銃本体とナウシカ本体との現物合わせで決めているため、具体的な寸法指定はありません。
長さを決めたら両端に穴を開けます(穴径は任意)。
さらに、キットの銃側にある「ベルト固定位置と思われる箇所」にピンバイスで穴を開けます。
そこへ極細の銅線を通して固定すると、可動式ベルトとして表現できます。

顔パーツの形状修正
次はナウシカ本体の加工です。
このキットの顔はやや下ぶくれ気味の造形になっており、原作やアニメのイメージとは少し異なります。
そこで頬の部分を削り、自分のイメージするナウシカの顔立ちに近づけていきます。

使用工具
今回の整形作業で使用した工具はこちらです。
・刀TOOLS マイクログラインダー HD10(浦和工業)

さらに先端には
マイクログラインダー用ミニロールサンダーセット(HRS-MINI)
を装着して使用しています。
中目・細目の2種類があるため、削る箇所に応じて使い分けます。

このツールを使用してキットの整形や加工にと活躍してもらえれば、奮発して購入した甲斐もあります。
ですが、最後の仕上げにはにはサンドペーパーは必須となりますので、この作業は省けません。あくまでも時間短縮という意味合いで使用しました。
電動工具使用時の注意点
電動グラインダーは回転数が高く、非常に速く削れます。
そのため
- 当てる力
- 当てる角度
- 接触時間
のコントロールが重要です。
慣れないうちは必ず不要パーツなどで練習してから本番加工を行うのが安全です。
なお、最終仕上げにはサンドペーパー作業が必須です。
電動工具はあくまで時短用の粗加工ツールとして使うのが最適です。
胴体パーツのポーズ改造
続いてナウシカ本体のポーズ調整を行います。
ナウシカのパーツは胴体に頭、腕、足、をそれぞれ取り付けるようになっております。

単純にそのまま仮組したものが上の写真です。
このポーズでも勿論問題ないのですが、ちょっと躍動感にかけます。
なので、もう少しナウシカが振り返った状態になるようにすることで、完成品に動きが生じると思います。
可動表現のための加工ポイント

ポーズ変更のため、指定した複数箇所に加工を施します。
ポーズを変えると接続部に隙間が生じるため、その部分にはエポキシパテを使用して埋めます。
エポキシパテは
主剤+硬化剤を混ぜることで硬化が始まるタイプのパテです。
まとめと次回予告
今回は
- 銃のディテールアップ
- 顔形状修正
- ポーズ改造の下準備
まで進みました。
次回は
ポリパテを使った本格的な形状加工工程を解説します。
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