タミヤ(1/35) ドイツ重戦車 キングタイガー製作記 仕上げ編|デカール貼付・ドライブラシ・つや消し完全解説

ウェザリング仕上げ済みキングタイガー戦車模型 正面ビュー ドイツ重戦車キングタイガー(アルデンヌ戦線/ヘンシェル砲塔)

この記事ではタミヤ1/35キングタイガーの仕上げ工程(デカール・ドライブラシ・トップコート)を初心者にも分かりやすく解説します。


こんにちは!タミヤ 1/35 ドイツ重戦車キングタイガー(ティーガーII)の製作記、今回はデカール貼付およびドライブラシ、つや消し処理の工程です。

デカール貼付の工程

今回は「204号車」をモデルにしているのでこの部分を使用します。204号車を選択すると、使用するデカールはこの車両番号のみになります。

デカールは余白部分が多いので、数字ごとに切り取り、さらにできるだけ余白を切り取ります。これはデカール貼付時に発生してしまうシルバリングの発生を最大限抑えるためです。

デカール貼付の工程の説明になりますが、まずデカールを貼付する場所に「Mr.マークセッター」を塗布します。デカールはぬるま湯等で水分を含ませ、台紙からはがして使用します。

しかし今回使用したデカールは保存状態が悪く、空気に触れている状態で箱に入っていました。そのためデカールの劣化が進んでおり、台紙から剥がすこと自体が困難で、結果デカールが破れてしまいました。

そんなこんなで慌てて作業をしたため、途中経過の写真は撮っておりません。

写真はMr.マークソフターまで塗布した状態です。ソフターの作用によりデカールの赤の部分がにじんでしまいました。残念ですが、ここは後の工程でうまくごまかすしかありません。

エナメル塗料を使用したドライブラシの工程

次はドライブラシです。ドライブラシはタミヤアクリル塗料の「ダークアース」と「ダークイエロー」を混色して1回目を実施します。

ホイール類には少し派手めのドライブラシをすることで、前回の工程であるエナメル塗料でのウェザリングの効果と相まって、キットの凹凸が引き立ちます。

この色を使用して車体、砲塔とドライブラシを実施します。

写真では分かりづらいですが、上がドライブラシ前、下がドライブラシ後です。キットの凹凸に塗料が乗り、メリハリがついています。これが1回目ですが、今回は2回目のドライブラシとしてダークイエローの単色を使用してドライブラシを実施します。

ドライブラシの最終段階の写真です。ダークイエローを使用したドライブラシでキット全体にメリハリがついて、程よい効果が出ました。

当然ですが砲身にもドライブラシを施しています。いい感じになったと思います。

ドライブラシを実施した直後は塗料が全体に付着した状態になるので、キット全体がテカっています。これを次の工程のつや消し処理でキット全体を落ち着かせます。

つや消し処理の工程

つや消しに使用する塗料はGSIクレオスの水性塗料「つや消しクリアー」です。

この塗料は水性であるため、ラッカー塗料をコートした場合、万が一アクリル塗料やエナメル塗料に影響を及ぼす可能性を考慮したからです。

この塗料を専用溶剤で希釈し、キット全体にコートします。

デカール周辺には貼付の失敗をリカバリーするため入念にエアブラシで吹き付けます。その他、クリアーオレンジを使用した「透過技法」を実施した木部等へも入念に実施します。

ホイール類や足回りも同様です。他の箇所よりは多めに吹き付けました。

上の写真はつや消しコートの実施前後を比較したものですが、前工程のウェザリングやドライブラシ直後、様々な塗料を使用した結果、言わば雑然とした状態だった塗装面が、つや消しコートを施すことでキット全体が落ち着いた状態となっています。

上の写真は車体後部の状態です。あまり目立たない場所ですが、しっかりとエアブラシで吹き付けます。

上の写真は車体の斜め後ろからの全体像です。

つや消しコート前の注意点

ここでつや消しコート実施時の注意点があります。つや消し前のドライブラシ工程では使い古した筆を使用するのがセオリーですが、その際、古い筆を使用しているが故に、ドライブラシ中に筆の毛が抜けてキットに付着してしまう場合があります。

その状態のままエアブラシで吹き付けてしまうと、付着した筆の抜け毛を定着させてしまうことになりますので、つや消しコート実施前に車体全体を専用ブラシで掃除しておくことを忘れないようにするとよいです。

私はタミヤの「モデルクリーニングブラシ」を使用しています。このブラシは静電気が起きにくく毛が柔らかいため、塗装面を傷めにくいのが利点です。今回のような場合以外でも塗装前の大敵である「埃」の除去具として重宝しております。

それでも、ブラシで除去できなかった場合、抜け毛を発見次第ピンセットを使用して丁寧に除去することを心がけます。

今回はここまでです。次回は鉄部の銀入れやタミヤのウェザリングマスターで最後の仕上げの工程を紹介します。

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