ドイツ軍 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型) 塗装編 今回は迷彩塗装までいきます。
まず、前回中途半端に終わったダークイエローの基本塗装を完成させます。
先に塗ってあるマホガニーで表現している影の部分を塗りつぶしてしまわぬように
バランスを見ながらダークイエローを車体全体に吹き付けていきます。
塗り残しがないよう細部を確認しながらの作業となります。
ダークイエローはつや消し塗料ですので、エアブラシの距離をとりすぎたりすると
キット表面がざらついてしまいますので、そうなった場合指先などで塗装表面をこすってあげると修正できます。
全体のバランスをみながらダークイエローを吹き付けし納得がいったら終了となります。
次に、ハイライトを入れてみます。
先ほど使用したダークイエローにホワイトを混ぜ一段明るい色を車両のパネル中央などに吹き付けます。
ダークイエローとホワイトの比率は6:4ぐらいにしてあります。
ちょっと明るすぎるかな?ぐらいのほうが後の汚し表現で、作品が暗すぎになるのを防ぐ事ができます。
この作業も全体のバランスをみながら進めていきます。
あくまでもハイライトなので基本のダークイエローを塗りつぶしてしまってはいけません。
大体こんな感じだと思います。
ハイライトを入れることで作品に立体感をもたせることができるため効果的だと思います。
次はいよいよ迷彩塗装です。迷彩パターンについては説明書や箱絵から
①ダークグリーンの2色迷彩
②レッドブラウンの2色迷彩
③ダークグリーンとレッドブラウンの3色迷彩
上記3種類がありますが、今回は箱絵を参考にダークイエローとダークグリーンの2色迷彩を選択します。
使用する塗料はダークグリーンとRLM82ライトグリーンを5:5程度に調色したものです。
箱絵と説明書を参考に迷彩を施していきますが、箱絵と説明書には車両右側面のパターンが載っていないため、車両上面からの図を参考に自分なりのパターンを表現していく事になります。
実車に忠実に近づけたい場合は別途資料が必要かと思われます。
迷彩の表現は大体こんな感じでしょうか?
大体箱絵に近づけたと思います。
これでエアブラシを使用した塗装作業は終了です。
次回からはスコップなどの装備品を筆塗りで表現していく工程です