ドイツ軍 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型) 塗装編の続きです。
今回はダークイエローの基本塗装までいきます。
前回で影となる部分のマホガニーをキット全体に塗装しましたので次は足回りに「タイヤブラック」を吹き付けていきます。
足回り、特にキャタピラと転輪のゴムの部分には念入りに吹き付けます。
後にダークイエローを車体に吹き付けますので、転輪のゴムの部分などはダークイエロー色が着いてしまいますが後の工程で筆塗りで修正しますので気にせずに大胆に吹いてしまいます。
ちなみに「タイヤブラック」はGSIクレオス(MRホビー)のラッカーを使用していますが、この足回りの部分の塗装は他に「フラットブラック」等の同系色でもかまわないと思います。
フラットブラックの単色塗りは、なぜかハンドピースが詰まりがちになってしまうというアクシデントが生じる事が多いため私はあまり好みません。
次は基本色となるダークイエローの吹き付けです。
この色もGSIクレオスのラッカー系です。WWⅡドイツ軍のこの時期の基本塗装はダークイエローとなっています。
私の今までの作例でもドイツ軍戦車にはこの色を使用してきました。
プロのモデラーの方ではこのタイガーⅠ戦車の基本色に他の色を使ったり、調色した塗料を使用したりと自分好みのものを使用しております。
私がこのGSIクレオスのダークイエローを使用している理由は、単純に手軽に手に入りやすいといった理由とその都度調色する必要が無い基本色であるからといった理由です。
では早速ダークイエローの塗装ですが、この基本塗装は前回までのマホガニー色のべた塗りとは違いそのマホガニー色の影となる部分を残しながらの塗装となります。
最初は、キット全体に薄くダークイエローを吹き付けていきますがその際、車両と砲塔は別々にして作業します。
砲塔を載せて作業してしまうと塗料がのらない部分が出てきてしまうのを防ぐためもありますが
砲身が長いこの戦車を扱う際には何かと事故を起こしそうで怖いです。
ですがこの状態ですとまだまだ塗料の乗りがあまい(薄い)ので、もう一段階塗料を吹きつけて
全体をはっきりさせていきます。
今回はここまでです。
次回はダークイエローの吹きつけの続きとなります。