TAMIYA ドイツ(1/35)タイガーⅠ型重戦車(中期生産型) 製作記 製作開始!

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型) ドイツタイガーⅠ型中期生産型

今回からの製作ですが、路線を軌道修正してWWⅡのMMを記事にしてみたいと思います。
そして制作するキットはタミヤから発売されている「タイガーⅠ型(中期生産型)」です!
この戦車ですが、ミリタリー系が好きな方では知らない人がいないというくらい有名な戦車です。

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型)
誰でも知っている戦車を作るということは、それぞれの方の中で、この戦車の思い入れが強いということになります。
ということは、完成品にはそれなりの完成度が求められるということにもなります。
私の作品が、どこまでモデラー諸兄の御眼鏡に適うかわかりませんが、出来うる限りの腕を振るって完成を目指していきたいと思いますので、このブログの読者の方は、また長丁場の記事になるかと思いますがお付き合いくださいませ。


それでは、まずはこのタイガーⅠの紹介を、説明書を引用しながら進めていきます。
ソ連に進行したドイツ軍はT34という強敵と遭遇します。T34の登場にショックを受けたドイツ軍は、新型戦車の開発を急ぎます。そしてこの重戦車「タイガーⅠ型」が誕生するわけですが、1942年には早くも東部戦線に投入されます。
強力な88mm砲と最大100mmにも達する装甲厚は当時の戦車の水準をはるかに超えたものでしたが、戦線に投入された当初は、新兵器の常ともいえる初歩的な機械的故障の頻発と、当乗員の不慣れによって真価を発揮できないことも多かったようです。
そこで戦火をくぐった当乗員からも種々の要求が出され、完成度をより高めるために改良されていくことになります。

中でも要求のが多かったのが戦車長用キューポラの改良でした。
当初の背の高いキューポラは敵に狙われるばかりでなく、防弾ガラス付き監視窓の視界の悪さが目立ち、さらに戦車長が半身をさらさねばハッチを閉められないという欠点がありました。
この要求は直ちに受け入れられ1943年7月からは7個のペリスコープとスライド式ハッチ、対空機銃架を備えたキューポラが導入されました。

9月からは対戦車磁器地雷防止用のツィメリットコーティングが車体の垂直面に施されはじめ
11月生産型からは88mm主砲のトラベルロックを車体右後部に装着。
12月にはボッシュ・ライトが車体全部中央に移動し、さらに1944年1月に入ると砲塔左側面の栓型ピストル・ポートが廃止されされました。
タイガーⅠ戦車の特徴であるゴムタイヤ付き大転輪ですが、東部戦線では悪路の泥や雪から起動輪を守るためしばしば第一転輪の外側一個が取り外されていたようです。
こうして1943年7月から1944年1月までに生産された470輛のタイガーⅠ型は、一般に中期生産型と総称され主に東部戦線で独立重戦車大隊の主力として活躍し、最終的にはノルマンディー戦の出撃で最後を飾りました。

ここまで書いて気付きましたがこれはタイガーⅠの活躍の紹介というより改良の変遷ですね。
さて肝心のキットの内容ですが、上の文章で書いた内容の装備が再現されているわけです。

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型)

ここでこのキットの特徴としてキャタピラの再現方法が挙げられます。
キャタピラは1個1個が連結式となっており、付属のパーツをガイドにして組み立て接着するように指示されております。
これまでの私の作例ではキャタピラはゴムで再現されているものばかりでしたので、これはちょっと難関かもしれません。
それでもこの連結式キャタピラは今の戦車プラモデルでは主流の再現方法です。
キャタピラのたるみが自然に再現できるし、プラスチックで再現されているため、完成後はより重厚な仕上がりとすることが出来ます。

次に、この頃活躍したドイツ軍戦車は全ての戦車でツィメリットコーティングが施されています。
このコーティングの再現はかなり面倒なのですが、丁寧に再現することで完成度が上がると思います。
このツィメリットコーティングの再現はタミヤから発売されている、「ポリエステルパテ」と「コーテティングブレード」で再現してみようと思います。

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型)

その他の部分については特段難しいことは無く、順調に製作を進めることが出来ると思います。
それでは次回からは早速製作記事となります。
長丁場になると思いますが最後までお付き合いくださいわーい(嬉しい顔)