タミヤ スプレーワーク HG シングルエアーブラシ 0.3mm: 紹介記事

タミヤ スプレーワーク HG シングルエアーブラシ 0.3mm ツール紹介

エアブラシに使用するハンドピースですが、私neko1100はタミヤの「HGシングルエアーブラシ0.3mm」をメインに使用しています。

このハンドピース、シングルアクションですが、サーフェーサー吹きや基本塗装
迷彩表現などにもきも大体この1本で済ましてます。

この「HGシングルエアーブラシ0.3mm」は私が本格的にエアブラシを始めたときに購入した最初の1本であり、そして今でもメインのハンドピースであります。

タミヤ スプレーワーク HG シングルエアーブラシ 0.3mm

このハンドピースをメインとして使用している理由は多々あります。

①細吹きから太吹きまでほとんどの場面で使用可能
②メンテナンスが容易
③操作が簡単!
④カップの容量が大きい。
⑤比較的購入金額が安い。
などなど。
もっとも使い勝手が良い理由として操作が簡単なところでしょうか。

メーカーの紹介にもあるように初心者向きとの表記があります。
その紹介文につられ購入したわけですが、これから購入される方にはちょっとだけ注意点があります。

シングルアクションの構造上、あらかじめ塗料の吹き出し量を決めてエアーを出しますが、吹き出し量を多くするに従って、何もしていなくてもハンドピースの先端(吹出口)から塗料が垂れ出てきます。

連続して使用しているのなら問題ありませんが、ちょっと時間を開けてから使用する場合など、この状態のまま吹いてしまうと、吹き出し口に溜まっていた塗料ごと吹き出してしまい、塗装面に塗料が飛び散ってしまいます。タミヤ スプレーワーク HG シングルエアーブラシ 0.3mm

これを防止するには塗装面に塗料を吹き付ける前に、必ず空吹きをしてから塗装面に吹き付けることが必要です。

私は使い慣れてしまいましたのでアクシデントは起こさないようになりましたが、最初のうちはこれを知らないと、思いもよらない失敗が生じてしまうでしょう。

ダブルアクションではシングルアクションと構造が違うためこのような事はありません。
初めてハンドピース購入を検討されている方で、金銭的に余裕が或場合は、最初からダブルアクションを購入されることをお勧めします。

ですが、値段的にはかなり手頃です。
かく言う私も金額面から「HGシングルエアーブラシ0.3mm」を選択しました(^^ゞ

戦車塗装の基本色を塗装する分にはこれで申し分ないのですが、もっと細かな塗装なんかですと、例えば飛行機、特にドイツ機の迷彩はシングル0.3mmですとちょっときついです。

このような飛行機の迷彩等、かなりの細吹きが必要な場合は、ダブルアクション0.2mm程度をおすすめします。

ですがこのハンドピース、いろんな場面で使用できるため、これ1本でキットを完成させてしまうことがほとんどです。

下の写真はこのハンドピースのみで仕上げた作品です。3色迷彩のキングタイガーがですが、このくらいの太さでしたら0.3mmシングルアクションで十分です。

タミヤ スプレーワーク HG シングルエアーブラシ 0.3mm

これからエアブラシを始めてみようかどうしようかと迷っているモデラーの方、まずは思い切ってハンドピースとコンプレッサー等のシステムを用意しましょう!

そして実際にエアーブラシを使用して、何でも良いのでキットを1つ完成させてみましょう。

練習と思って作り始めれば、ちょっとした失敗なんかも大して気にせず、最後まで作り終えてしまうと思います。

そうした完成品は意外と味があったり、思い入れが強くなるものです。

この記事を読んでいただいたモデラーの方に、素晴らしいプラモデルライフが訪れますようにわーい(嬉しい顔)