今回は車体やキャタピラを組み立てます。
といっても、キットに付属する”ゴムキャタピラ”ですので「モデルカステン」等のの別売品のものではありません。キャタピラを組む前に車体の下部を完成させます。
車体の後部に排気管やフェンダー、ジャッキ等を取り付けます。
これらを取り付ける箇所はパテがかからないようマスキングテープで養生したため、ツィンメリッットコーティングがこれらのパーツに干渉しません。
取り付けた状態は下の写真のようになります。
車体の下部が完成したので次はキャタピラを車体に取り付けます。キャタピラはゴムで再現されていますが、接着可能なものとなっております。
写真のようにキャタピラの接合箇所に接着剤を塗布します。このゴムキャタピラですが、接着剤の塗布後は比較的早く結合します。
キャタピラの結合が出来たら車体にはめ込みますが、ホイール類をは装着したまま、はめ込もうとするとゴムがきついため、うまくいきません。
そのまま無理やり装着使用とすると恐らくホイールが破損します・・・。
ここは一旦ドライブスプロケットを外します。
次にドライブスプロケットをキャタピラの穴に合わせてから、キャタピラとドライブスプロケットを装着するようにすると、うまくはまります。
写真はキャタピラを装着したものです。
実車ではこのキャタピラ(この、というか戦車全般ですが)は、自重でホイールに垂れ下がった状態となっています。
今回はこれを再現しようと思い、ホイールとキャタピラを瞬間接着剤と通常の接着剤で接着して
垂れ下がった状態を再現しました。
接着剤だけでは不安があるため、ピンバイスで車体下部に穴を空け、太めの真鍮線をはめ込みキャタピラを抑えました。
更に、接着剤が硬化するまでティッシュを丸めたものでキャタピラを押さえ込みます。
写真は接着剤が硬化した後です。
実物はもうちょっとドライブスプロケット側が垂れこんでいます。
ちなみにこのキャタピラの垂れ具合ですが、後に、車体側面にフェンダーを取り付けるため、下からのぞき込まない限りは見えないと思われますが、フェンダーの一部が外れた状態を再現する場合は効果的かと思われます。
今回はここまでです。
次回は車体上部の装備品を取り付けていきます。