タミヤ1/35 キングタイガー(ポルシェ砲塔)の製作記事その2です。
前回から引き続きツィンメリットコーティングの作業です。ツィンメリットコーティングの再現にはタミヤから発売されている「コーティングブレード」と「ポリエステルパテ」を使用します。
この戦車には砲塔後部にエスケープハッチが装備されていますが、そのエスケープハッチにもツィンメリットコーティングを施します。
この部分にはボルトが再現されています。
ボルトにはコーティングは施されていないので、ボルトをマスキングする必要があります。
ですが実際問題それは不可能ですので、この部分のコーティングを再現する方法が雑誌に紹介されていましたので試してみました。
①この部分のボルトは6個ありますので、これをカッターで切り取ります(切り取ったボルトを無くさないよう要注意です)。
②切り取った跡の部分にピンバイスで穴を開けます(0.4mm〜0.5mm)。
③パテでコーティングを施します(この時点でパーツの表の穴はパテで塞がってしまいます)。
④パーツを裏側にし、表から空けた穴をガイドにして再度ピンバイスで穴を空けます。
⑤パーツを表側にして、ピンバイスで空けた穴を目印に、切り取ったボルトを瞬間接着剤で付けていきます。
この方法でツィンメリットコーティングを再現することができました。
次は砲塔の側面にコーティングを施します。
この部分は丸みを帯びた部分が無いため、コーティングブレードの本領が発揮できる箇所です。
その他、車体前面や車体下部にもツィンメリットコーティングを施します。
機銃マウントは車体に取り付ける前に作業したほうがうまくいくと思います。
砲塔の後方にもコーティングを施しますが、ここには後にエスケープハッチを取り付けることになるため、一度エスケープハッチを仮に取り付けてパーツの形状を鉛筆で型どります。
その部分の内側にマスキングテープを貼ることにより、後に接着するエスケープハッチが
コーティングの影響を受けないようにすることができます。
残るコーティング箇所は車体側面の部分になりますが
今回の製作はここまでです。
次回も引き続きツィンメリットコーティングの記事です。