今回は迷彩塗装までいきます。
前回1回目の基本色(ダークイエロー)の塗装まで済みましたので、次は色調を一段明るくした言わいる「ハイライト」を入れてみます。
この工程を踏むことで単色の塗装が単調にならず、微妙なグラデーションを表現できます。
「ダークイエロー」と「ホワイト」を半々ぐらいに調色して車体中央の一番明るく見える箇所事にハイライトを入れます。
ハイライトまで入れたら次はいよいよ迷彩塗装です。
この工程ではどんな迷彩にすればいいのかいつも悩むところですが、今回は箱絵の3色迷彩(ダークイエロー、ダークグリーン、ダークブラウン)に挑戦してみたいと思います。
箱絵だけを参考にしようとすると迷彩塗装の資料としてはちょっと不足しますので、ここは資料を追加します。
参考にする資料は「ミリタリーモデリングBOOK Ⅳ号戦車G〜J型」です。
この資料はⅣ号の長砲身型のキットの製作例を掲載しています。キットの紹介例は「タミヤ」や「ドラゴン」を製作例としていますので、今回製作しているⅣ号J型のディテールアップを、試みたい方は必見です。
その他塗装や迷彩パターンの参考にもなります。こちらの本も師匠からお借りしました。m(_ _)m
それでは早速3色迷彩を施してみたいと思います。
ハンドピースは師匠から借用している0.2mmのダブルアクションプロコンBOY FWA ダブルアクションタイプ 0.2mmノズル PS267を使用します。
私が所有している0.3mmのシングルアクションタミヤ エアーブラシ HGシングルエアーブラシではこのⅣ号に施す3色迷彩の細吹きには対応しきれないと思います(少なくとも私の技量では)。
作業に夢中になり、単色毎の写真を撮るのを忘れてしまいましたが
下の写真は3色迷彩を施した状態です。
この迷彩は箱絵等を見ると非常に細く表現されています。ぱっと見、「落書きか・・?」とも思える表現です(笑)。
描く線が細いため、何回も同じ箇所をなぞってしまうと、当然線が太くなってしまいますので
ほとんど1回勝負となります。
ダークグリーンはダークグリーンを基調とし、グリーンを混ぜて明るめのグリーンで表現しています。
ダークブラウンはブラウンとホワイトで調色し、いずれも後の汚し表現で暗くなりすぎないように、明るめの色としていますが・・ 若干明るすぎたかもしれません ウォッシング後にうまくまとまると良いのですが・・・。
しかし、迷彩塗装は肩がこる作業ですね。
1回勝負となりますので非常に緊張します。
次回は小物類の筆塗りになります。