タミヤ(1/35) ドイツⅢ号戦車L型 製作記 キット紹介

タミヤ(1/35) ドイツⅢ号戦車L型 製作記 ドイツⅢ号戦車L型

今回チャレンジするのはタミヤから発売されている「ドイツⅢ号戦車L型」です。

私の本命WW2のドイツ戦車です。

こちらのキットは比較的新しい時期の発売と思われます。まだ現行販売されているものです。

前回作った廃版のソビエト戦車に比べると、この時期のタミヤはキットの完成度に力を注いでますね。箱を開けるとびっしりと詰まったパーツ類が目に入ってきます。

またキャタピラは説明書によると「塗装可能」と書いてあるではありませんか!
前回製作で味わった苦労は今回心配なさそうです。

このⅢ号戦車の紹介です。

タミヤ(1/35) ドイツⅢ号戦車L型 製作記
WW2当初はドイツ電撃作戦の主役となりⅣ号戦車とともに活躍したものの、対ソビエト戦になるとT34等の出現により大分劣勢に立たされたようです。
このためドイツ軍はパンサー戦車の開発を急がせつつ、Ⅳ号、Ⅲ号の改良を進めた形となりました。

その過程でⅢ号戦車は75mm砲を搭載する強化案などもありましたが、結局L型は60口径50mm戦車砲39型が搭載されました。この50mm砲はT34に対して600メートル以内で有効とされました。・・・言葉で言うのは簡単ですが600メートル以内って近くないの?

たしかタイガーⅠは2000mの距離で100mmの装甲を貫通させるはず・・。
T34に対して600m以内に肉薄すると言うことは戦術に長けていないと、相当厳しいことだったのではと思ってしまいます。

乗員は5名。エンジンはマイバッハ製のHL120TRM型で出力300馬力。最高時速40キロ。と紹介されてます。
L型の特徴はその装甲で、砲塔全面は57mmに増強。更に主砲茅盾と操縦手席前面には間隔を置いて20mm装甲板が新たに取り付けられ・・となってます。重量は22.7t。
Ⅲ号戦車L型は1942年12月までに653輛生産されたみたいです。

このⅢ号戦車を一目見て「かわいい!」と思ってしまい、今回購入してしまったものです。
同じドイツ軍の戦車でタイガーⅠやタイガーⅡ等どんどん巨大化していく戦車と比べて、こじんまりとしていて自己主張しすぎないタイプの戦車って感じがして(勝手に)気に入った次第です。

次回は製作記事です。