TAMIYA M2A2 ODS デザートブラッドレー 製作記事の続きです。
今回で車体の完成となります。
前回の工程でスミ入れ及びウォッシングで車体に汚し表現を加えました。
次の工程としてデカールを車体に貼付します。
今回製作しているこの車輛は「第3機械科歩兵師団 第1旅団 第7機械科歩兵連隊 第2大隊機動支援A中隊 所属車 2003年4月バグダット南方ヒンディヤ」という舌を噛みそうな長い呼称の所属車輛です。
それぞれの所属ごとにマーキング表示や場所が違いますので注意が必要です。
同じ数字に見えても大きさが違かったりします。
いきなりですがデカールを貼付した写真を載せます。
この車輛はボルト等の表面の突起物が多く、マーキングはその突起物のうえからマークされているため
デカールの貼付はちょっと難しいです。
このためデカール自体はは数字がつながっている(一体となっている)ので車体に貼り付ける際は数字をバラしたうえで実施した方が確実です。
(車体後部ハッチに表示されている縦の3本ラインも数字と一緒に一体式です。これを横着して一緒に貼ってしまったので色々な要素が加わり歪んでしまいました涙)
デカールを貼付する際は「Mr.マークセッター」と「Mr.マークソフター」を駆使しします。
これらを使用することで突起物の上にデカールを貼付してもデカールが軟化して突起物に馴染んでくれます。
デカールが乾いたら次の工程はドライブラシです。
ドライブラシは基本塗装に使用した同系色を使用するのが基本です。
今回は「ダークイエロー」を基本としてドライブラシを施し、その後2回目以降に「タン」を加えて徐々に色調を上げていきます。
ドライブラシを施すことで突起物に塗料が少しづつ乗っていき立体感が増していきます。
このドライブラシですが、デカールを貼付する前に実施しているモデラーもいらっしゃいます。(仲田氏もそうです)、つまりデカール貼付は最終段階ということなのですが
私はドライブラシの前にデカールを貼付し、その後ドライブラシを施します。
デカールが車輛に自然になじむような気がするためそうしています。
ドライブラシを施した時点で車輛の製作は一旦終了です。
この後車外装備品(兵士のアリスパック等)を塗装し、車体に装着します。
次回はその車外装備品の製作になります。
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