STUDIO GHIBLI プラモデルコレクション カイに乗るナウシカ 製作記 完成!!

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ カイに乗るナウシカ

STUDIO GHIBLI プラモデルコレクション カイに乗るナウシカ 今回で完成記事となります。完成まで長い道のりとなってしまいましたが、ようやく完成記事を書くことができます。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

いきなり完成写真を載せてしまいましたが、一応、前回やり残した工程を書いておきます。
土台と手綱の製作がまだでしたのでそちらを書きます。
まず土台ですが、全体にマホガニーを吹きます。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

次にサンドイエロー→ダークイエローの順でエアブラシで吹き付けていきます。

次に手綱ですが、こちらの製作が一番の悩みどころでした。
ナウシカのポーズを変更したことにより、キットに付属している手綱(プラスチック)の形状が、どうしても合いません。そこで悩んだ結果、近所のジョイ〇ル山〇というホームセンターで丁度よさそうな物がありましたので購入してみました。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

革製品を手作りする人などが使用する革製の細紐です。それを切り出し、形を整え手綱っぽくしてみました。
キットの物よりも細めになってしまいましたが、とりあえず体裁はとれているようです。

革製の手綱にキットのピンを利用して取り付けてみました。
革製ですが、塗料も乗ってくれてイメージ通りの色にもなりました。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

さて、カイに乗るナウシカの製作を振り返ってみます。
今回のキットの製作におけるコンセプトは、1回目に製作した際に物足りなかった部分や修正部分を2回目の制作時に手を加えてみるというものです。

まずはナウシカの顔の修正です。
キットそのままではちょっと下ぶくれぎみのナウシカさんの顔なので、顔をほっそりとなるように削り込んでみました。しかし、顔をいじるという行為はそのキットのイメージそのものを変えてしまうことになりかねないため
慎重にならざるを得ません。

今回は案の定削りぎてしまったような感もありますたらーっ(汗)

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ
これはまだまだ修行が足りない証拠です。精進することを誓いたいと思います汗

次はナウシカのポーズです。
ナウシカにもう少し躍動感を持たせたいと思い、腕や顔、腰等の部分に変化を加えてみました。
変化を持たせた部分は隙間が生じてしまいますので、この部分はエポキシパテをしようして加工しています。

こちらのポーズ変更については上手く行ったようです。
イメージ通りとなりました。

次はナウシカの塗装です。
前回製作したナウシカは私の手法通り、いつもの暗い色でのウェザリングを施しました。
その後明るい色のドライブラシを施して立体感を出すのですが、これはこれでいつもの常套手段なので問題ありません。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

ですが汚れをあまり強くしてしまうと、ミリタリー物のような仕上がりとなってしまうため、好みの問題もあるかと思いますが、もう少し綺麗な仕上がりにしてみたいと思いました。

そこで今回はナウシカの青い服に、同系色の深い青をウェザリングで使用してみました。
ウェザリングに使用する塗料には黒を一切使わないことで汚らしさを押さえてみました。

その結果、ミリタリー物のような仕上がりにはならず、カイの汚しと相まってナウシカの存在が協調されている
ような仕上がりになったと思います。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

このような製作ポイントを経て完成した言わばナウシカ2号なのですが、このキット製作での肝は、塗装をする際のマスキングだと思います。

マスキングを面倒くさがらず、地道に実施することで塗り分けがきっちり仕上がりますし、その後の筆塗りの工程でも下地がしっかりしている分、安心して重ね塗りをすることができます。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

また、塗装をする際どうしても必要となってくるのが極細の面相筆ですが、このキットは細かい塗り分けが必要な部分が多く、安い面相筆を使用するとあっという間に毛先がバラケてきて、細かな塗り分けが難しくなります。
極細の面相筆はそれなりの高額とはなりますが、完成度を高めるためには必需品と言えるでしょう。

今回は塗装の下地として、私の製作では馴染みのサーフェーサー1000番を使用しました。
反省点を述べるとすれば、カイについては1000番のサーフェーサーが適度な細かさだと思うのですが、ナウシカ本体については1200番が適当であったかなと思います。1000番では顔などの塗装が少し厚ぼったくなってしまったような感もしています。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

少なからず反省点はあるものの、今回もなんとか完成までたどり着くことが出来ました。
しかし、いつもながら思うのは、もっと効率よく最短で完成させられないかと思うのですが、色々と考えながら製作していると、あれもこれもと手を加えなくてはならない気がしてきて、どうしても完成までの道のりが遠のいてしまいます。

ただ、時間をかけて完成した(出来はどうあれ汗)作品は本当に達成感があります。
また一つ作り終えた~!といった感じですね。

これで、また一つこのブログに完成品のお仲間が加わりました。
この調子でどんどん仲間を増やしていきたいものです!

それではこれで「STUDIO GHIBLI プラモデルコレクション カイに乗るナウシカ 製作記」の製作記事は終了となります。
長い間この記事にお付き合いいただきありがとうございました。