TAMIYA ドイツ(1/35)タイガーⅠ型重戦車(中期生産型) 製作記 ツィンメリットコーティングその1

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型) ドイツタイガーⅠ型中期生産型

ドイツ軍 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型) 製作記事です。

前回記事投稿から時間が空いてしまいましたが、製作のほうは地道に進行中です。

ツィンメリットコーティングを再現するツールとして私が使用しているのはTAMIYA ポリエステルパテと「ドイツ戦車 コーティングブレードセット」です。

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型)
このTAMIYAの「コーティングブレード」ですがセットの中に「0.5mm」と「0.7mm」が用意されております。

当初何故この2種類が入っているのか、どのような場面で使い分けるのか疑問でしたが、その謎が今回解明できました。

「0.5mm」と「0.7mm」の使い分けですが、車体→「0.5mm」。

砲塔→「0.7mm」となります。

これはなぜなのかと言うと、この種明かしは次回作までお待ちください。

さて、コーティングブレードの使い分けが判明したところで実際にツィンメリットコーティングを再現していきます。

まずは車体の全面(スコップが付くところ)にコーティングを施します。

この部分ですが、前回記事にも書きましたがコーティングがされているものの刻みが入っていない部分となります。

ですので再現方法としてはパテを薄く盛って平滑に伸ばしすことでツィンメリットコーティングを再現します。

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型)
上の写真はパテを盛った直後ですがその後軽くサンドペーパーを当てました。

次にこの上の部分、車体全面(機銃が付くところ)にツィンメリットコーティングを施します。

まず、あらかじめ組み立てておいたパーツを車体には取り付けます。

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型)
この部分以外にパテが付かないようにマスキングテープで養生します。

そしてパテを盛りコーティングブレード「0.5mm」で刻みを入れていきます。

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型)

ポリエステルパテは主剤と硬化剤の2液を混ぜ合わせる事で硬化が始まります。
※使用方法については私のブログの「Ⅳ号戦車J型」の記事に載せてありますので
そちらを参照してください。

http://fanblogs.jp/neko1100/archive/37/0#BlogEntryExtend

次に車体下部にも同様にツィンメリットコーティングを施します。

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型)
ポリエステルパテですが説明書によると主剤と硬化剤を混ぜ合わせた時点で5分~10分程度で硬化が始まるとあります。

パテを必要箇所に盛ったら素早くコーティングブレードで刻みを入れる必要がありますが、あまりあせって作業をすると失敗の原因となりますので、ここは慎重に行きたいところです。

パテを盛る面積ですが、いきなり広くパテ盛りしてしまうとコーティングブレードが辿り着く前にパテの硬化が始まってしまいますし、

面と面(装甲のつなぎ目)をそのまま続けて作業しようとすると、装甲のつなぎ目つまり角の部分が汚らしくなってしまいますので、面倒ですがコーティングを施す箇所は面ごとにパテを盛ったほうがうまくいくような気がします。

この要領で車体の必要箇所にコーティングを施していきます。

タミヤ(1/35) ドイツ戦車 重戦車 タイガーⅠ型(中期生産型)

これで車体のツィンメリットコーティング再現作業が終わりました。

この作業のポイントは確実なマスキングとコーティング箇所の順番の見極めです。
時間はかかりますが確実だと思います。

次回はツィンメリットコーティング再現作業の続きで砲塔の再現となります。

今回はここまでです。