バンダイ MG(1/100) ザクⅡF2 製作中! 完成

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2 バンダイ ザクⅡF2 1/100

今回はMG ザクⅡF2 の完成記事です。

今回組み立てたザクはガンダムシリーズの中で「スターダストメモリー」という作品に登場したMSです。言わいる1stガンダムとは違いますが、宇宙世紀0083という設定で1年戦争が終わった後の物語です。バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2

私は1stガンダム以外はあまり思い入れがないのですが、この作品は1stガンダムの世界観の続きであり、MSが戦争の中で、単に武器として無骨に描かれている設定は私の好みであります。

このザクⅡF2は1年戦争末期に活躍したMSとされています。

1stガンダムの作品を通して出てくるザクとは格好が若干違っていて、ちょっとボリュームがあるような感じです。

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2
カラーリングですが、説明書通りですと薄いグリーン系の色を指定されており若干明るめです。

肘や、膝の部分は他の部分と同じグリーン系を指定されており、これはこれでいいのですが、私のイメージですとアクセントを付ける意味でもこれらの色は「黒」としたかったところです。

これらの部分を黒で塗装すると1stガンダムに登場するザクと同じカラーリングとなります。
1stガンダムのザクと一緒のカラーリングにするなら、「ザクⅡF型やザクⅡJ型にすればいいじゃないか」といった声も聞こえてきそうですが、

ここは好みの問題ですので・・・。

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2

さて、今回の作品を製作してでの感想です。
このガンプラMGシリーズですが、とにかく作りが凝っています!

装甲の中に隠れてしまうインナーフレームを作り込むところから始まり、その上に装甲をはめ込んでいくイメージなのですが、できる限り関節を可動させようという設計側の意気込みが感じられます。

そのおかげで色々なポーズが再現可能となっております。特に感心したのは両肩のインナーフレームの引き出し式です。

この構造により武器を持たせた時に無理なくポーズが決められます。

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2

組み立ての過程としてもパーツ数は多いですが、これといって入り組んだ構造は無く、説明書通りに作り進めれば、まず問題なく組立が完了するでしょう。(動力パイプのパーツだけは非常に細かいです!製作中も無くさないよう神経を使いました。)

ですが、塗装まで施して綺麗に仕上げようという場合は、パーツを切り取った後のゲート処理や合わせ目消し等は必須となってきますので、当然組立までの時間はかかってしまいます。

実は今回、これらの作業に加えてパーツの整形毎に表面を400〜600番程度のスポンジヤスリを使用してパーツの表面を荒らして塗料が付着しやすいようにしました。これだけでも結構な手間となりました。

塗装の工程ですが最初にサーフェーサー1000番をエアブラシで吹付けます。

次に基本となる塗料を吹付け、その後、基本色よりも明るめの違う色を吹き付けてグラデーションを付け、3回目で更に明るい色を吹き付けてグラデーションを完成させます。

これはほとんどの部分で共通の作業です(モノアイとバズーカのスコープ部分だけは直接蛍光ピンクを吹き付けました。)武器についても同じです。

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2このような塗装工程を経ることで、キットに立体感が生まれ完成品が単調になりません。

ミリタリー系の塗装ですと、まず先に「マホガニー」等の影の部分を塗装してから基本色を吹き付けていきますが、ガンプラに関してはその手法はとらず何色を重ね塗りすることで立体感を演出することにしてます。

理由としては、完成品が暗くなりすぎることを懸念してのことですが、今回の手法で完成させたキットをみると、まぁまぁ最初の意図通りに進めたかなといったところです。

次にガンダムデカールについてですが、このキットには「転写式」と「シール式」の2種類が付属します。

転写式については通常の水転写デカールと違って、段差などが生じず、まさにそこに書いたかがごとく綺麗に貼ることが出来ます。

ですがシール式を貼った箇所をアップで確認すると、シールそのものに厚みがあり、いかにも貼ったといった感じが否めません。

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2
これを防ぐためにはシールを貼ったあとに、つや消しクリアー等でトップコートを施し段差を埋めることで、多少はごまかすことが出来ますが、これでは完全に段差を埋めることはできません。

研ぎ出しといった手法もありますが、ここまでの段差を消すことが出来るかは今の私の経験では知識が不足します。

根本的にこれを解消するには別売りのデカールを購入し、使用することで問題解決となるかもしれません。金銭的に余裕がある場合にチャレンジしてみたいと思います(結構高額です)。

最後に総評ですが、やはりガンプラを作っている時は「ワクワク」します。

子供の頃に夢中になったガンダムの記憶が甦りそうさせるのですが、やはりガンダムには夢があります。

私は判官びいきでジオン軍やWWⅡのドイツ軍(もちろん日本軍も!)の兵器が大好きですが、その中でもこのザクはやられキャラの代表格なのですが、色々な武器を携えて登場するこのMSはまさに兵器!といった感じがして機能的であり、そのやられキャラっぷりは哀愁感たっぷりです。

だからこそザクはガンダムの中で、ある意味主役級のMSだっととは言えないでしょうか?ちょっと熱く語ってしまいました。

機会があれば、懲りずにまた違うMGザクを製作してみたいと思います。
言わいるザク愛ですね♪

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2

これで「MGザクⅡF2」の製作記事は終了です。
長期間に渡る製作記事に御付き合い頂き誠にありがとうございました。

最後に画像をまとめてUPします。よかったら参考にしてください。
バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2

バンダイ MG (1/100) ザクⅡF2