タミヤ(1/35) Ⅳ号戦車J型の製作記事です。
今回はウォッシングからウェザリング表現まで進めていきます。
初挑戦の油彩ウォッシング
ウォッシングに使用する塗料として、私は普段タミヤのエナメルカラーをメインに使用しています。
ですが、雑誌「アーマーモデリング」などを見ると、油性絵の具を使用した作例も数多く紹介されています。
以前からこの油性絵の具に興味があり、「一度使ってみたい」という気持ちが強くなっていたため、今回は初めて油彩を使ってみることにしました。
今回使用した絵の具は「ローアンバー」です。
希釈には「ペトロール」という揮発性油を使用します。

ローアンバーで全体をウォッシング
このローアンバーを車体全体へ塗り込んでいきます。
ただし、このペトロールもエナメル溶剤と同様に、プラスチックを劣化させる成分を含んでいます。
そのため、車体へ塗り込む際は必要最低限の量で作業する必要があります。
本当はこの1色のみでウォッシングから汚し表現まで仕上げたかったのですが、これだけでは少し綺麗すぎて、「汚れ」の表現としては物足りませんでした。
どちらかというと、車体全体へブラウン系のコーティングを施したような印象です。
エナメルカラーで追加ウォッシング
結局、いつものようにエナメルカラーを使って汚しを追加することにしました。
使用したのはタミヤカラーエナメルの
- フラットブラック
- レッドブラウン
です。

写真では少し分かりづらいのですが、エナメルカラーによるウォッシングを追加した状態になります。
ドライブラシで立体感を強調
ウォッシングに納得できたら、次はドライブラシ工程です。
ドライブラシにもタミヤカラーエナメルを使用しました。
使用した色は、
- ダークイエロー
- イエローグリーン
- デッキタン
- フラットホワイト
です。
「イエローグリーン」→「デッキタン」→「フラットホワイト」
を少しずつ追加しながら色味を明るくしていきます。
今回はこのドライブラシを4回ほど重ねました。
この工程を行うことで、車体の突起部分へ明るい色が乗り、パーツ全体にメリハリが出てきます。

ウェザリングパステルで土埃を再現
次はいよいよウェザリング表現です。
普段であれば「タミヤ ウェザリングマスター」のみで仕上げてしまうところですが、今回は少し冒険してみます。![]()

今回使用したのは、GSIクレオスの
「ウェザリングパステルセット1」
です。
足回りへウェザリングを追加
まず、パステルの「ダークブラウン」をタミヤのエナメル溶剤で溶き、シャバシャバの状態にします。
これを足回りへ塗り込んでいきます。
さらに、溶剤が乾く前に、
- サンド
- ライトブラウン
のパステルを筆へ軽く付け、そのまま塗布していきます。
この方法を使うことで、ホイール周辺へ土埃がこびり付いたような表現が可能になります。
足周りは大胆に塗りこんでいくことで、実車並みの汚れが表現できると思います。

車体・砲塔の汚し表現
次は車体と砲塔へ、同じようにパステルを使って汚し表現を追加していきます。
ただし、こちらは足回りほど強く汚し過ぎると、少しやり過ぎな印象になってしまいます。
そのため、車体側へ使用するパステルは少量で十分だと思います。
また、「ウェザリングパステル」だけでなく、「ウェザリングマスター」も併用すると、より自然な汚れ表現になります。

完成まであと少し
上の写真は、「ウェザリングパステル」で汚し表現を施した後、「ウェザリングマスター」でドライブラシを追加し、仕上げた状態です。
ここまで来ると、完成まではあと少しです。
次回は機銃や鉄部分へ金属色のドライブラシを施し、いよいよ完成となります。
塗装レシピ
ウォッシング
- 油性絵の具 ローアンバー
- ペトロール
エナメルウォッシング
- タミヤカラーエナメル フラットブラック
- タミヤカラーエナメル レッドブラウン
ドライブラシ
- タミヤカラーエナメル ダークイエロー
- タミヤカラーエナメル イエローグリーン
- タミヤカラーエナメル デッキタン
- タミヤカラーエナメル フラットホワイト
ウェザリング
- GSIクレオス ウェザリングパステルセット1
- ダークブラウン
- サンド
- ライトブラウン
使用ツール
- タミヤ ウェザリングマスター
このキットの完成記事はこちら




