こんにちは!タミヤ 1/35 キングタイガーの製作も、最大の難関であり、同時に一番の楽しみでもある「3色迷彩」の工程に入りました。 15年使い込んだ愛用のハンドピースに新しいニードルを組み込み、万全の体制で0.2mmの限界に挑みます。まずは目立たないホイールや車両後部から、練習を兼ねて慎重に筆(エアブラシ)を進めていきます。果たして納得のいくパターンは描けるのか?実録形式でその全貌を公開します。
前回、基本色のダークイエローを車両全体に吹き付けましたので、この上にダークグリーンとレッドブラウンの迷彩を施していきます。目指すのは、キットの箱絵にもなっている「第501重戦車大隊 204号車」。資料が豊富でパターンに迷いにくいと考え、この車両を選びました。

1.塗料の準備:ダークグリーンの調色
使用する塗料は、タミヤのアクリル塗料を選択いたしました。ダークグリーンをそのまま使用すると全体的に暗い印象になってしまう恐れがあるため、少し明るめに調色を施します。 ここで予期せぬ出来事があったのですが、あいにく手持ちのダークグリーンを切らしておりました。そこで、オリーブグリーンや暗緑色、フィールドグレイ、レモンイエローなどを混色し、試行錯誤の末に『理想のダークグリーン』を自作いたしました。
2.道具のセッティング:15年選手のハンドピース
迷彩の輪郭をはっきり描くため、今回は Mr.ホビーの0.2mmダブルアクション を使用します。 15年以上愛用している相棒ですが、長年の重労働でニードル先端に歪みが生じ、塗料の飛び散りが発生していました。そこで今回は別売りの替ニードルを導入。リフレッシュした状態で本番に臨みます。

3.練習と調整:まずはホイールから
いきなり車体に吹くのは勇気がいるため、まずは目立たなくなるホイール類で練習と調整を行います。 左側面は箱絵、右側面は説明書を参考にしました。実際に吹いてみると、まだグリーンが濃いと感じたため、ここでさらにイエローを加えてトーンを上げています。


続いてレッドブラウン。こちらも明るさを出すため、レッドブラウンとハルレッドを1:1で混色して吹き付けました。


4.車体への吹き付け:こだわりの輪郭描き
ホイールが終わったら、外しておいた左右のシュルツェン(フェンダー)を接着。接着剤がはみ出さないよう細心の注意を払い、いよいよ車体後部から本格的な迷彩を開始します。

私の手順は、まず細吹きで輪郭を描き、納得がいったら内側を塗りつぶすスタイルです。0.2mmニードルのおかげで、ハンドピースの絞り加減と風量のバランスも掴めてきました。
さて、それでは本格的に車両に迷彩を施していく準備ができました。それでもまだいきなり目立つところに書き込むのは避け車両後部を先に実施します。今度は迷彩の面積が大きくなるため参考資料をよく見て迷彩の輪郭を書き込んでいきます。

細吹きしても塗料の飛び散りが発生してしまっています。後工程でアース吹きを実施する予定ですので、そこでうまくごまかせればよいなと思います。また、色の濃さについては個人的な好みがあるとは思いますが、迷彩全体を同じ色調にしようとすると必ず濃くなります。ここは注意したいところです。
さあ、それでは本番です次は左側面全体にダークグリーンの迷彩を施したいと思います。ホイール部と車両後部の迷彩を塗り終えた時点で大分迷彩を描く要領がつかめてきたと思います。また、ハンドピースの塗布量の絞り加減と風量のバランスもいい感じになってきたのではないでしょうか。

上の写真は箱絵を参考に迷彩パターンを施したものです。しかし左側面を実施し終えた時点であることに気付いてしまったのです。
5.驚きの事実:箱絵と説明書の違い
なんと、箱絵と説明書でグリーンのパターンが異なっているのです! 迷彩全体の範囲はほぼ同じですが、個々の色の配置が微妙に違います。

ダークグリーンとレッドブラウンを足した迷彩全体の大きさは概ね合っていると思われますが、それぞれ独立した色の配置は大分違います。こんなこともあるんですね・・・。ここは致し方ありません。左側面は箱絵を参考にしその他は説明書通りとします。うまくまとまってくれるといいのですが・・・。ちなみにTAMIYAの公式サイトでのキングタイガーの迷彩パターンも説明書通りです(参考タミヤ公式サイトキングタイガー製品ページ(アルデンヌ戦線))
では気を取り直して右側面の迷彩塗装を実施します。こちらは説明書を参考にしました(そもそも前述した箱絵は右側面の紹介がありません)。

今回のまとめ
右側面の塗装も無事に完了しました。描き進めるうちにコツを掴み、後半になるほど上達していく……この感覚はモデラー諸兄ならきっと分かっていただけるはず。
残るは車体前面と砲塔ですが、長くなりましたので今回はここまで。次回もダークグリーン迷彩の続きをお届けします。引き続きよろしくお願いします!


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