タミヤ(1/35) ドイツ重戦車 キングタイガー 製作開始! 組立偏その4

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こんにちは。タミヤ 1/35 ドイツ重戦車 キングタイガーの製作記、第4回目です。前回に引き続き、組み立ての工程をご紹介します。今回は、車体上面の装備品を中心に製作を進めていきます。

キャタピラ「弛み」表現

前回の記事でキャタピラの取り付けまでご紹介しましたが、今回はさらにリアルさを追求するため、キャタピラに「弛み(たるみ)」を表現します。

その方法ですが、まずキャタピラの裏側とホイールに接着剤を塗り、下の写真のようにティッシュを詰め込んでたるみを作ります。

接着剤が乾いたら、詰め込んだティッシュを取り除きます。これで、実車のような自然な弛みが表現できます。弛みの具合は、箱絵や実物の写真を参考に再現しました。

車体上部と装備品の組み立て

次に、車体上部のパーツを車体下部と接着します。接着剤を塗る前に一度仮組みして、どの部分に接着剤を塗布すればよいか確認しておくと安心です(写真が無く分かりづらいです。申し訳ございません)。

続いては、「爆発物挿入防止カバー」の組み立てです。説明書では、下の写真のパーツにネットを取り付けてカバーを再現するよう指示されています。

説明書にはネットの原寸図が記載されており、その上にネットを重ねて切り出すのですが、今回はワンランク上の仕上がりを目指し、「エッチングパーツ」を使用してみます。

今回使用するのは、「Passion Models」から発売されている「1/35キングタイガー(ヘンシェル砲塔)エンジングリルセット」です。

このセットは、エンジングリルがメインですが、爆発物挿入防止ネットもエッチング化されています。せっかくなので、この高精度なパーツを使ってみました。

エッチングパーツの取り付け工程は以下の通りです。

  1. 爆発物挿入防止パーツ本体の凸凹を削り取ります。
  2. エッチングパーツのネットを、パーツの形状に合わせて丁寧に折り曲げます。
  3. ネットとその他のパーツを接着します。

簡単な説明に聞こえるかもしれませんが、完成までにはかなりの時間と集中力が必要です。このパーツは、後の工程で車体上部に取り付けます。

細部パーツの組み立てと取り付け

次は、ボッシュ型管制燈(前照灯)と機銃マウントを組み立てます。管制燈は車体上面に取り付けた際に正面を向くように、機銃も同様に角度に気をつけながら組み立てます。

さらに、エンジン点検ハッチや、車体上部の左右ハッチも組み立てていきます。ハッチに取り付ける取っ手部分は非常に繊細なパーツなので、折らないように慎重に整形作業を進めることが大切です。

これらの組み立てたパーツを車体に取り付けていきます。写真の丸で囲んだ部分に、左右ハッチと機銃マウントをそれぞれ取り付けます。左右のハッチは開閉式で可動しますが、開閉させない場合は、後で外れてしまわないように接着して固定してしまうのがおすすめです。

次に、車体上面後部にシャックルと細かなパーツ(名称が分かりません汗)を取り付けます。シャックルは接着剤がなくても可動が再現されます。

写真の丸で囲んだ部分にそれぞれ取り付けます。シャックルはボルトの頭が内側を向くのが正しい向きです。

まだ取り付けるべきパーツはたくさんありますが、今回はここまでとさせていただきます。次回も引き続き、製作の様子をお届けしますので、楽しみにしていてください。

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