久々の投稿第一弾はバンダイ公式サイトから販売されている「HGサザビー」の完成記事です。
1stガンダムから主役級の活躍をしてきたシャア・アズナブルの最後の搭乗機になります。
ガンダムファンからすれば有名すぎるMSですね。
当方、HGシリーズは好んで作ります。何といってもコスパが良い!加えて、作りやすさと短期間での完成が見込めるところが良いですね。
このHGサザビーですが、完成後は圧倒的なボリューム感と迫力があります。
仕上がりも玩具っぽくなく、手を加えた分だけの見返りがあるような気になります。
今回も時間と労力をかけて製作してみました。
それでは記憶を遡り製作記を書いてみたいと思います。
【塗装工程について】
まずは塗装の工程です。
①下地はお馴染みのMr.クレオス サーフェーサー1000番をエアブラシで吹き付けます。
②説明書を参考にサザビーの基本色を塗り分けます(Mr.カラーです)。
脚部等の暗い部分 :艦底色をベースモンザレッドを加え調色。
頭部等の明るい部分:モンザレッド100%+つや消し添加剤
バックパック等 :フラットブラックを前面に塗付後インディーブルーを塗付
(説明書ではブラック+ホワイト極少量)。
スラスター等 :オレンジの上にオレンジイエロー
関節等 :ブラックの上に黒鉄色。その後つや消しクリヤーを塗付。
全てのパーツには一度塗りではなく、先に暗い色を吹いてから、上記説明の色を乗せていきました。
例として、頭部には②の塗色を吹いたのちモンザレッドを乗せる等です。私の塗装方法全体的に言えるのですが、MSは半光沢で仕上げることが多いです。
サザビーのような高級感が漂うMSは特に、鈍色に光っているのが美しいという私独自の解釈です。
機種によっては完全つや消しが似合うMSもあるとは思いますので一概には言えませんが、個人的な好みという事でご容赦ください。
という事で、パーツ毎に組み立てた後は半光沢クリヤーを全体に吹きつけております。
【モノアイについて】
次に工夫をした点です。説明書ではモノアイ部分にはシールが用意されていますが、この部分に
WaVeさんの「H・アイズ ミニサイズ グリーン」からちょうど良いサイズをチョイスし取り付けてみました。
モノアイパーツ部の裏には銀紙を貼り付けてあります。これは商品の説明書のアドバイス通りに加工してみました。
【デカールの工程】
次はデカールです。キットにはシールが用意されておりますが、ここはBANDAIから別売りの「ガンダムデカールNo.72 HGUC 1/144 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ネオ・ジオングンMS」を使用してみました。
デカールを使用した部分はシールドの部分と、腰部前面アーマー部分の2か所です。すべてのデカール数から比較するとかなり少なめですが、劇中のイメージを重視したため使用数は控えめです。
【その他の工程】
ファンネル部も作りこみました(当たり前ですね汗)。この部分も結構凝っておりまして、ファンネル格納部分は開閉するようになってます。よってその内側ももれなく塗装を施します。
パーツ整形→組立→塗装→パーツ接合→スミ入れ→デカール→クリアー塗付
これらの工程を経ての完成となります。
【HG(1/144)総評】
さて、HGサザビーを作ってみての総観です。
このキットはHGシリーズ№88となり、HG初期の頃に比べると作り手に対するやさしさ(作りやすさ)が進化されているものと思われます。
特に、他のキットに見られる合わせ目けしは皆無です。それだけでも完成までの短縮化が図られますよね。
また、塗り分けに関しても、パーツ毎に塗装をすれば組立後にそれぞれ塗装が独立しているためほとんどの箇所にマスキングは必要ありません。
と言いたいところでしたが、ありました。腰部に存在するスラスター?部です。
こちらは赤の基本色を塗装してからマスキングして、ホワイト→オレンジ→オレンジイエローの順番で塗装する必要があります。
その他特筆すべきは、ポーズのつけやすさと武器の多さでしょうか。ビームライフル、ヒートホークの他に、射出状態のファンネルや、ビームサーベル2本、片刃のヒートホーク等が付属されております。(先日ガンダム好きの会社の後輩に完成写真をみせたところビームサーベル類の表現がちゃちい、という指摘を受けました。次回作はこの辺りの表現を工夫してみたいと思います)。完成後の武器を持たせてポーズをつけまくるのが好きな方にはもってこいのキットと言えるでしょう。
アクションベースにセットして飛ばせるのも良し、立ってポーズをつけるのも良し、作りこめば期待を裏切らないとても格好良い完成品となることでしょう。
これにてBANDAI HG(1/144) サザビー完成記事は終了となります。
次回作についても近日中にアップ予定です。
引き続きよろしくお願いいたします。
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