STUDIO GHIBLI プラモデルコレクション カイに乗るナウシカ 製作記その6

STUDIO GHIBLI プラモデルコレクション カイに乗るナウシカ 完成!! カイに乗るナウシカ

STUDIO GHIBLI プラモデルコレクション カイに乗るナウシカ 製作の続きです。
今回はカイの汚しとドライブラシ、最後に装備品等をカイに装着してカイを完成させます。

カイの汚し(ウェザリング)にはTAMIYAエナメル塗料を使用します。
ブラックとブラウン等の暗い色を混色し、専用のエナメル溶剤で希釈し塗付していきます。

通常、ウェザリング後は塗料をエナメル溶剤である程度拭き取るのですが、そのままの暗さや汚しが気に入った場合はそのまま塗料を乾かしてしまうことがあります。今回は拭き取りはせずそのままとしました。

その後ドライブラシとなりますが、ウェザリング→ドライブラシの工程を写真に残しておりませんでしたたらーっ(汗)
下の写真はドライブラシまで施した状態のものです。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

ここで一工夫があります。カイの塗装は基本の部分はラッカー系の塗料をエアブラシし、その上にエナメル塗料の筆塗りで細部を塗り分けてあります。

エナメル塗料で筆塗りしたということは、その後のウェザリングでエナメル塗料をキット全体に塗付するため、筆塗りで塗り分けた部分の塗料が溶けだしてしまうことになります。

このようなことにならないよう、筆塗り後エナメル塗料が乾いた後にアクリル塗料のつや消しクリヤーをエアブラシします。

この工程を踏むことでエナメルで塗った部分をアクリルクリヤーによりコーティングしたことになります。
結果して、ウェザリングでエナメル塗料を塗付しても塗料が流れ落ちることはありません。
ただ、つや消しクリヤーをエアブラシしたことにより、光沢が必要な部分の輝きが失われてしまいます。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ
そこで、今度はエナメル塗料のクリヤーをその部分に塗付することにより、輝きを取り戻します。
具体的な場所はカイの両目やナウシカの服の紋様、更にはナウシカや、カイのマスクにあるゴーグル部分です。このエナメルクリヤーを塗付すると、死んだ魚のような目だったカイが目の輝きを取り戻し、生き生きとした表情に甦ります(←すいません。過剰な表現ですね汗)

次は既に作りこんであるカイの装備品を装着します。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

カイにサイドバッグを取り付けたことにより、せっかく塗り分けた模様が完全に隠れてしまいました(泣)

これでカイについては完成です。
次はナウシカを仕上げたいと思います。

ナウシカについてもカイと同様の工程を踏みます。基本塗装→細部の塗り分け→汚し→ドライブラシ です。
ですが・・・ナウシカの塗りわけを記事にしようと意気込んでいましたが、写真がありません。(またか・・とそろそろ言われそうですね汗)確かに写真を撮り残しておいたはずなのですが・・・。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

上の写真はナウシカに瞳と眉にデカールを貼付したものです。今回もこの部分にはデカールを使用しました。
瞳の筆塗りは私にはまだ難易度が高いです。

前回製作した作品よりも何となくナウシカに似ているような気がしませんか(笑)?
眉と瞳のデカールを任意の場所(位置決めが難しいです)に貼付した後、GSIクレオスのMr.マークセッターを塗ります。本来の使い方ですと

①デカール貼付場所に予めMr.マークセッターを塗る。
②デカールにの位置決めが決まったらMr.マークソフターを塗る。
③しばらく放置
の順番になるのですが、多分ですがこの眉と瞳のデカールはMr.マークソフターを塗ると軟化しすぎて破けてしまうような気がします。

今回はMr.マークセッターを塗ってからも瞳や眉の位置を調整できました。

バンダイ スタジオジブリプラモデルコレクション カイに乗るナウシカ

今回はここまでとします。ここまでくれば80%の完成です。
次の記事は土台の塗装と手綱を装着して完成となります!